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エゴグラム:ちょっとやさしすぎじゃない、うちのスタッフは。

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世の中にはあまたの性格診断、能力診断があるが、社員皆でエゴグラムを行った。「エゴグラム」はアメリカの心理学者J.M.デュセイが開発した性格分析法で、人の心を5つの領域に分類して、どの領域が強く出るのかその傾向をみるものだ。

5つの領域とは
CP(Critical Parent)=厳しい心。正義感が強く理想に燃える心。
NP(Nurturl Parent)=愛性の心。優しく保護する心。
A(Aadult)=大人の心。冷静に分析する理知的な心。
FC(Free Child)=自由な心。天真爛漫で無邪気な心。
AC(Adapted Child)=順応する心。いい子を演じようとする心。

さて、アークコミュニケーションズのスタッフ19人がトライしたところ・・・
なんとNP(Nurturl Parent)に一番高い得点が出た人が11人、FC(Free Child)に一番高い得点が出た人が6人。
これって、平均的日本人の分布と一緒なのだろうか?なんだかかなり偏っている気が。この傾向が、アークコミュニケーションズの社風に影響を及ぼしていることは間違いない。

エゴグラムを行ったのは、自分を客観的に評価する目的もあったが、全社員の結果を公開することで、よりお互いにコミュニケーションを上手にとる目的もあった。

そのために、社員の結果と領域別の好ましい対応法もイントラで公開したのだが、それを見たYさんは、「え~、これってCPになるのが一番得じゃない!」と叫んだ。

CPの傾向が強い人に有効な対応法としては下記の表にあるよう、
・敬語をきちんと使ってけじめをつける。態度は折り目正しく
・逆らわない(Yes But法の活用)
・相手の話にあいづちをうって良く聴く
・自尊心を傷つけない
・苦情の場合は低姿勢で
・積極的に名前を名乗り、責任を持つ(クレーム電話の場合など)
と書かれていたから。

そう叫んだYさんはFC(Free Child)の傾向が強く、なんだか私は妙に納得がいったのであった。

みなさんもお試しあれ。

タイプ 特徴 相性の良いタイプ 好ましい対応法
CP 厳しい親 責任感 AC:順応の子供 ・敬語をきちんと使ってけじめをつける。態度は折り目正しく
・逆らわない(Yes But法の活用)
・相手の話にあいづちをうって良く聴く
・自尊心を傷つけない
・苦情の場合は低姿勢で
・積極的に名前を名乗り、責任を持つ(クレーム電話の場合など)
NP 思いやりの親 思いやり FC:自由な子供
AC:順応の子供
・好意を素直にうける
・共感する
・相手に感謝の気持ちをきちんと伝える
A 理性の大人 理論的 A:理性の大人 ・5W1Hに沿って、冷静・沈着・理論的に話をすすめる
・あまりべたべたした応対は好まない
・スピーディーにてきぱきと対応する
・わからない点は曖昧にしない
・「たぶん」「そのはず」「一応」等の言葉は避ける
FC 自由な子供 明るい FC:自由な子供 ・明るくオープンに対応する
・感情や態度や表情、声に表れやすいので、よく観察し心の波長を合わせる
・少しくだけた対応も必要だが、最初と最後のけじめはきちんとつける
AC 順応の子供 協調性 NP:思いやりの親
A:理性の大人
・無理にすすめない
・押し付けられるとイヤと言えないので、ボディランゲージや声の調子を読む
・じっくり話しを聴き、心を開いてもらう
・理論的に話すと説得力あり

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