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ますます複雑化する開発製品の品質検証。エンジニアの皆さんに向けてAllion Labs, Inc.(アリオン)の島田が品質検証よもやま話をお届けします!

Windowsロゴ取得プロセス

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みなさんもPCなどの電気製品を購入する際に気づいていると思いますが、カラフルなロゴが製品に張ってあったりします。その中でエンドユーザーに一番なじみのあるロゴはWindowsのロゴではないでしょうか。

Logo_win7

※「Compatible with Windows 7」はMicrosoft社の登録商標です。

WindowsロゴはMicrosoftが発行するロゴ認証です。Windows 7のほか、Windows Vista、Windows Serverなどのロゴもあります。Windowsロゴを取得するにはMicrosoftが運営しているWindowsロゴ プログラムに参加する必要があります。Windowsロゴ プログラムはWindowsオペレーティングシステム上でのハードウエアおよびソフトウエア製品の互換性および信頼性を確認する資格認定プログラムです。合格した製品はエンドユーザーが互換性と高品質の保証として信頼しているロゴを利用することができます。

量販店でWindowsロゴがある製品を見かけると、Windowsロゴプログラムの試験に合格したという意味になります。

今回はWindowsロゴの取得プロセスについて簡単にご紹介させていただきたい。

まずデジタルID の取得が必要です。メーカはVeriSign(ベリサイン)社と契約し、Microsoft Authenticode 対応デジタルID を取得します。ベリサインID 取得までにかかる期間は約1 ~2 週間です。

次にWinqual( Windows Quality Online Services)アカウントを開設します。Winqual はWindows ロゴ プログラムを管理するオンライン システムです。開設には1~ 3 日かかります。

次にテストを実施します。テストの際Microsoft が提供するWindows Logo Kit を使用して,製品とドライバをテストします。

テストに合格したらWinqual サイトにてオンライン申請を行います。 Winqual での審査後はメールで結果が通知されます。結果が承認となれば、申請は完了します。そこでWindows ロゴおよび署名付カタログ ファイルのダウンロードが可能になります。審査期間は通常1 ~ 2 日です。

Windowsロゴプログラムのメリット

Windows OS ではデジタル署名の存在しないデバイス ドライバのインストールには「発行元を検証できません」などの警告メッセージが表示されます。一般ユーザはそのような警告メッセージを見ると、安心してそのドライバのインストールや製品をPC に接続することを避けることもあります。Windowsロゴプログラムに合格すれば、そのような警告メッセージは表示されません。

 もうひとつのメリットとして、Windows ロゴ認証を得れば、Windows Update を利用して最新ドライバのダウンロード サービスが提供できるので,自社でのユーザ サポートの労力が軽減できます。またロゴ認証済みの製品はマイクロソフト社のサイトに自社の製品情報が掲載できます。

Windowsロゴプログラムの詳細につきまして下記のサイトをご参照ください。

http://www.allion.co.jp/whql.html

http://www.microsoft.com/japan/whdc/winlogo/default.mspx

O.D

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