ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

AIで新規事業を企画してもなかなか通らない理由とは?

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AIを新規事業企画のために活用する事例が出てきています。ところが、この企画がなかなか通りません。その理由、わかりますか?


ITに強いビジネスライターの森川滋之です。取材や調査で得た知見を、言えない固有名詞は匿してお伝えしています。

ビジネスにおけるAIの活用範囲はまだまだ狭く、多くはPOC(概念実証)レベルです。この状況は今年いっぱいは続きそうです。

とはいえ、先駆的な事例は出てきています。その中にはAIを使って新規事業企画を策定する例もあります。

ところがこれには意外な問題点があります。

碁や将棋に関心がある方は、AIが人間では思いつかない手を打つということをご存知でしょう。いっけん悪手にも見えるのですが、数十手進行してから実は妙手だったと分かるような手です。

なぜこんな手を考えついたのか人間にはさっぱり分からない。プロが一生懸命説明しようとするけれどできない――囲碁や将棋だけではなく、ディープラーニングの結果得られる案は、このようになることが多いのです。

その案を得た過程が分からないからです。

AIが立案する新規事業企画も同様です。なぜこんな企画を考えついたのかさっぱり分からないということが多い。

低予算なら試しにやってみろと言えますが、ある程度以上の予算だと怖くて稟議を通せません。

そこでAIの思考過程を残すような工夫も試みられているようですが、うまくいったという話は今のところ聞いていません。

意外なことがネックになって、AIのビジネス活用が制限されているという状況です。

ある程度割り切って、つまりAIを信頼するしかないと思います。スモールスタート、クイックウィンを繰り返し、徐々に大きくしていくことが肝要。

だけど、社運を賭けたとたんにしくじったりして・・・(怖すぎる)。


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 ただ電車で読むのはお勧めできません。


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