Windowsはなぜ落ちるのか?
Windowsはなぜ落ちるのか。
Windowsといっても、正確にはWindowsのサーバ版のこと。現行の最新版はWindows Server 2003 R2 ということになりますかね。
以前からある(あった)、私の素朴な疑問。
なぜ、何千人という優れた人材が、優れた環境で、何年もかけて開発したOSが他の製品に劣るのか(落ちるといわれるのか)。
皆さん考えたことあります?
「マイクロソフトがクソだから?(爆)←1度使ってみたかった」
「ソースが公開されてないから?」
私は最近(といっても、数年前ですが)、私なりのある結論に至りました。
その結論とは「ハードウエアが限定されていないから」というものです。
SunでもAppleでも、IBM(の非Windows)でも、HP(の非Windows)でも、すべて専用機で、得体の知れないディバイスや周辺機器をサポートする必要がありません。特にディバイスドライバ周りがクリーンなことは表面上の安定性に非常に貢献しているのではないかと思います。
自家製ホワイトボックスサーバで運用されることも多いWindowsの場合、不慮の事故に遭遇し、その結果、ダウンの頻度も多くなるでしょう。そういう観点で言えば、Linuxももちろん、x86のSolarisなども、変なハードで動かしているとよく落ちる気がします(気がしますとか書くな!と怒られそうですが・・・)。
私が使用しているFedora 5 on ThinkPad A21p(古っ)もよく落ちます。
逆に、Windowsも検証されたマシンで運用するとほとんど落ちません。Windowsに限らず、仕事での運用にはよく検証されたハードウエア(パーツではなく、構成全体で)を利用しましょう。
もちろん、ハードウエアの非限定だけが落ちる原因ではないと思います。妙なソフトウエアを実行されることも多いでしょうし、なんといっても絶対的な数も多いので、「落ちる」機会に遭遇することも多いのでしょう。
私は、ハードの十分に検証するようになったここ数年、不思議なくらいWindowsサーバのダウンに遭遇したことはありません。
経験知、定性的で申し訳ないのですが、そんなことを思うのです。
「なんだよ!、Windowsの宣伝かよ!」なんて言わないでください。
今、サーバダウンに伴うトラブルシューティングのために大阪に来ていて、眠気まなこで、ふと、そんなことを思ったのです。
写真は法善寺横丁です。いいかんじですねえ。
話はそれるのですが、最近、OSよりも、ハードウエアのトラブルによるシステムダウンに遭遇することが多くなってきました。やっぱり、日頃の行いが悪いからでしょうかね。
それも、
RAIDコントローラの障害(おいおい)とか、
UPSの障害とか(なんだそりゃ)、
ロードバランサーの故障(けっちって、冗長化しなかった俺が悪いのか?)とか、
なんか、私の文章もよく冗長だと言われるのですが、冗長化そのものが、冗長って感じです。