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事業開発ほどクリエイティブな行為は他に無いと思いこんでいる人間の日常

土曜の秋葉原

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土曜というのに、ミーティング参加の打診があったので、急きょ取引先へ行くことに。場所は秋葉原。着いたら、先客のミーティングが長引いていたので、しばらく、外で時間を潰すことに。

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秋葉原は嫌いではないが、昔から本屋とPCショップに行くと、なぜか、必ずお腹が痛くなるたちで、長居ができない。アイスコーヒーなど飲んだときには即アウトって感じです(いつも下品なネタですみません)。

いつもトイレ探しに苦労するのであまりうろうろはしない。と、何気にサイトを見ていたら「秋葉原トイレガイド」なるサイトがありました。同士もいるんだなと、なぜか安心。

LAOX THE COMPUTER館以外で、行く店(というか、興味のある店)は限られている。基本はUNIXやサーバ系を取り扱っている店舗だ。今でもたまにSolarisとかでの執筆の仕事があるので、ちょくちょくのぞいておくことにしている。4月にぷらっとホームさんの店舗が閉鎖されてからは、回る店がまた1つ減った。

しかし!!。Sunにつけ、SGIにつけ、UNIXワークステーションの価格破壊というか、下落ぶりには悲しさを禁じ得ない。当時、SGI Indigo2を自腹で買った口としては、いたたまれないなあ。また、SunのマシンがWindowsをサポートするなど、本当に時代は変わった。

大学院時代、いわゆるスパコンと呼ばれる手の計算機(この計算機って言うところがポイントですね。かならずそっち系の人はこういいますよね)にさわらせてもらい、どんなに早いのかと希望をふくらませプログラムを実行するも、パフォーマンス出ズ。何かの間違いでは?と、いろいろやっているうちに、最後はPCクラスタ(Linux)を自作した。Pentium II 400MHz 2CPUのマシンを14台つなげて、合計28CPU。肩落ち気味だったとはいえ、64CPUのCray Superserver 6400(中身はSunだけど)をベンチで遥かに上回った。でも、実は、今のノートPCと計算能力はあまり変わらない。本当に・・・。が、そのときのクラスタリングソフトは今でも某社のLinuxクラスタのエンジン部分を担っている。

あー、そういえば、マイクロソフトもHPC向けのWindows Server出します!。担当者さま、評価レポートを書くときはぜひお声掛けを!!!(って、環境どうすんだよって感じですかね)。

環境と言えば、皆様。ハイパフォーマンス Windowsの世界をご存知でしょうか。自作ではたどり着けない世界があります。何と言ってもお勧めはHP Superdomeです。最高で、128CPU、1TB RAMのWindowsをご堪能いただけます。仮想化でもしないとリソース使い切れません!。こちらにマニア?必見の分解レポートありです。

でも、今の人は恵まれているなあ。Linuxはもちろんだが、SolarisからIRIXから、HP-UXからCiscoのルータまで、すべてお小遣い程度(より少々高いかな)で買えて、実機でいろいろ検証とかができるんだからなあ・・・。羨ましい限りです。

当時は。「よしだともこのルート探訪記」を食い入るように読みながら、いつかrootになってやる!と燃えていたものでした(笑)。

そう思えば、ずいぶん心が荒んだなあ。

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