組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

人生を決めた言葉〜3

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ひどい授業をしてしまった自分は、すっかり落ち込んだ気持ちで準備室にいた。

授業を見ていた担当の石澤先生からは、厳しい指摘があるはずだと思っていた。石澤先生は、しばらく無言のまま窓の方へ歩き、外を見ながら「あんた、ほんとに教師になりたいのか?」と言った。

その言葉に気圧されるように、「はい」と答えた自分がいた。曖昧な気持ちのまま授業をしていた自分の心を突く言葉だった。

「あんたには、教師になって欲しい」それが石澤先生から出た言葉だった。「あんたみたいな目で生徒を見る実習生は初めてみた」「授業をしてるあんたを見て、自分はこんな目で生徒を見ているのかどうか、考えていた」と。

「あんたには、教師になってもらいたい」この言葉に出会って、今自分がいる。もし、担当の先生が石澤先生ではなかったら、違う人生だったかもしれない。

人は言葉に出会い、言葉で変わっていく

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