オルタナティブ・ブログ > 熊谷修司の最高のチームを創る >

組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

本を読むこと

»

前々回「読書」に少し触れたので「本を読むこと」について

人格の形成、人間形成の上で読書は大きな役割を果たす。それは誰もが認めている。

学校では「朝の読書タイム」を10分設け、全生徒が自分の好きな本を読みます。今、「朝の読書」は日本中の学校で取り組んでいます。私たちも一緒に本を読みます。静かな教室にページをめくる音だけが聞こえる。とてもいい時間。この朝読書、今ではどこの学校でもやっていますが、ある学校の朝読書の取り組みを知り、すぐに自分のクラスでも始めたのが20年前の事。「読書なんて強制するものじゃない」と批判もされましたが続けました。全学年で30クラスの学校で、一人で始めた朝読書はいつのまにか広がり始め、数年後には全校的な取り組みになりました。やはり、「いいことはいい」のです。

本棚を見るとその人が分かると言います。本を読んでいる人とは、会話していても楽しいものがあります。

この歳になると、「あの芸能人がどうしたとか」「あの芸能人の子供は・・・」などという会話の時間はもったいなくてしょうがありません。

Comment(0)