オルタナティブ・ブログ > 熊谷修司の最高のチームを創る >

組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

人はなぜ学ぶのか

»

今日、講演会で「働くこと」という話を生徒たちは聴いた。「人はなぜ働くのか」学生の頃は考えたこともなかった。

人はなぜ学ぶのか・・・これはずっと問い続けてきたこと。人はなぜ学ぶのだろう。これに対する自分の答えを持っていなければ、今の仕事はできない。

学校には、学級通信とか学年通信という保護者・生徒向けの手紙があります。その中でこのテーマについて書いたことがありました。これを読んだ同僚が、いろいろな場面で私の言葉を引用してくれています。ありがたいことです。

人は素直な心、謙虚な心を身につけるために学ぶのです。と書きました。学びは先人の知恵を受け入れることから始まるからです。素直に受け止め、知らないことに対して謙虚になる。それが学びの本質であると思います。

役に立つから学ぶとか、役に立たないから学ぶ必要がない、などという姿勢はあまりに実利的で寂しい考えです。

学びは人の心を豊かにする。そう思い、学びのある授業をしたいと心がける毎日です。

Comment(1)