一人ならノイズ、集団だと暴力になることもある
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以下の記事を読んで、自分のためにも整理しておきます。
ニュース速報フィードとしてのソーシャルメディア--ボストン爆破事件の誤報騒ぎが示した問題点
ボストン事件とTwitter:「デマッター」化を防ぐには
特に前者の記事の後半に書かれている基本原則4点は重要と思います。
誰でも義憤を覚えて、それに関する行動 - 今までだったら投稿したり、直接クレーム電話したり、今時だったらTwitter等に書いたり - をしたくなることがあるはず。でも、これらの行動のほとんど場合は、正義を発揮しているように考えているかもしれないですが、実際は自分の欲求不満を解消しているだけ。多くの場合は、行動しても行動しなくても社会が変わることは無いし、万一誤った情報で行動した場合は損失しかありません。また、以前の手段が限られていた時ならばともかく、強力なITがある今、誤った情報は一人ならばノイズであっても、集団だと最悪な暴力になります。
このblogを含めて僕が注意していることは以下2点。
- 一次情報を見る。公式情報も参照する。(一次情報にたどり着けない情報は信用しない)
- 時間をあける(ことにより心が落ち着く)。ほとんどの場合は命の危険があるわけじゃないから、反射神経で反応する必要はないし、上記一次情報等を調べていたら自然に時間が過ぎる。
ポイントは、いつか同じことが自分に返ってくるかもしれないこと。如何に自分が正しいことをしていようと、誤った情報で反射神経で行動する人がいる限り、その怖れはなくなりません。つまり、一人一人が注意すること。
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