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40過ぎのおっさんに「かかりつけ焼き鳥屋」が必要な理由

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みなさんお久しぶりです。

システムコンサルタント兼「飲み続けてもダイエットは成功するじゃねーか」実証家の島田です。


ちょうど1週間ほど前、わき腹から背中あたりに痛痒い赤い湿疹のようなものができまして。

「うわー、なんかに刺されたなー」と思い、虫刺されの薬でも塗ろうと思ったのですが、あいにく愛用のムヒを切らしてまして。ウナはあったのですが、ウナ塗ると飛び上るほど痛そうだったので、ここは軟膏だろうと。。

で、次の日から1週間夏休みの旅行に出る予定だったので、さらに痛くなったら嫌だと思い、朝からかかりつけの医者に行ってきました。

するとおばあちゃん先生はその腫れをみるやいなや「帯状疱疹!」と。

えー!?

帯状疱疹って私の友人も数年前に発症したんですが、もっとでかくて無茶苦茶痛いって聞いてたんだけど。。

聞けば、まだ発症してから2~3日だからこの大きさ(500円玉よりちょっと大きいくらい)だけど、これからどんどん大きくなると。今から薬を飲めば1週間くらいで治るけど、これを何週間も放置すると夜も寝れないほどの痛みになり、しかも治った後も何年も神経痛が残ったりするとのこと。

いやー、ムヒ切れててよかった。

あったらそれを塗りつつ1週間我慢してたところです。

実はその後、この薬を持って出社しまして、仕事を完了し、「やたー、夏休みだ!!」と家でビールを飲んでいたら、会社に薬を忘れてきてしまったことに気づき、深夜に取りに行ったとか厄介なことになるのですが、それはさておきまして、今日はこの「かかりつけ」の話。


■男も40過ぎたら「かかりつけ焼き鳥屋」を持っておいた方がいい

私は男なら40を過ぎたら、「かかりつけの医者」ならぬ「かかりつけの焼き鳥屋」というのを持っておいた方がいいと思います。

暖簾を押して「ちわ」と入り、「あ、毎度!」とカウンターに通され、おしぼりで顔を拭くと、「お疲れさま!ビール?」と聞いてくれる、、そういう店です。

これを「行きつけ」と表現するとちょっと違う気がします。

焼き鳥屋は、能動的に「行く」ようなものではなく、街灯に集まる虫のように赤ちょうちんに惹きつけられてフラフラと「寄せられていく」ものです。

そしてその効果は単に「旨い酒や食事を楽しむ」というものではなく、あくまでも「ヒーリング効果」や「コーチングを受けたような自己課題解決効果」です。

なので「かかりつけ」。

「かかりつけ焼き鳥屋」は食べログなどの評点とかコストパフォーマンスとかそういう指標では捉えられません。


■40過ぎのおっさんに「かかりつけ焼き鳥屋」が必要な理由

ではなぜ40過ぎのおっさんが「かかりつけ焼き鳥屋」が必要なのか。

それには5つの理由があります。


(理由1)悩みを話せる仲間がいなくなる

20代の頃はたとえ別の会社に勤めていても、悩みに対して共感することができました。
「えー?上司からそんなこと言われてるの!?超ブラックじゃん!」
とか
「それはその彼女(or奥さん)の言い分がおかしいよな!」
とか。

ただもう40代になると、そういうのはすべて自分で解決すべき問題であって他人に理解してもらう意味も、逆に理解する意味もなくなってきます。それだけ自分を取り巻く環境が複雑かつ特殊になっているのです。

他人に話すにはディープすぎる話しかなく、そうでない話題はくだらなすぎる。

その意味で、話ができる仲間がいなくなるのです。


(理由2)スケジュールの調整が面倒くさくなる

友人や会社の仲間と飲みに行こうとすると、やはり「今日の今日」というのは難しくなります。特に40近くになってくるとみな家庭があることが多く、奥さんが食事を用意していたりするので、突然誘ってしまうと、その家族の中で私が悪人になってしまうことが容易に想像されます。

なので、飲みに行こうとなると3日後とか来週の金曜日とかになってしまうわけですが、その日が必ず早く上がれる保証はまるでないです。

今日飲みに行きたいがツレがいない。。そういうシチュエーションが40代にはよく起きます。



(理由3)女の子のいる店はあらぬ疑いをもたれるし高い

そういうニーズに応えるのがおそらくキャバクラなのだと思いますが、言わずもがなそういう店は厄介です。

奥さんに知られるとあらぬ疑いを持たれますし、そもそも高いですし料理もロクなものがないです。

そして別にこちらは女の子と話したいわけではなく、ただ黙っておいてある新聞やスマホでネットニュースを見ながら、あるいは隣のサラリーマン同士の話を聞きながらチビチビやりつつ、頭をリフレッシュしたいのです。



(理由4)ダイエットによい

意外と知られていませんが、というか言ってるのは私くらいだと思いますが、焼き鳥ダイエットは本当にできます。

私は今年に入ってから10kg近く(74kg→65Kg)痩せたのですが、それはこの「かかりつけ焼き鳥屋」のおかげと言っても過言ではありません。

鶏肉は低カロリー&良質タンパクです。基本的に焼き鳥3本(タレ系のはなるべく頼まない)と、キノコのホイル焼きやらエイヒレみたいなものだけ頼み、あとはビールとホッピーはいくらでも飲んでいいルールにしてます。

それが終わったら、酔った勢いで地下鉄駅にして2駅分歩く。これでライザップに行かずに6ヶ月で10kg痩せられます。あんな風にマッチョにはなりませんけどね。



(理由5)商談、接待など何かと使える

会社のそばで商談するときは、ちょっと気張った店にお連れするのですが、「もうちょっと飲み足りない」ということはよくあります。私はそういうときに女の子のいる店に行くのがどうも苦手です。そういう店も別に誘われれば行きますが、自分的にはもうちょっと腹を割った話がしたい。

ということで、「私がいつも行ってる焼き鳥屋」に行きませんか?と提案します。

そしてそこで大将も交えながら話をすると、2人きりではなかなかできなかったより突っ込んだ話もできるようになるのです。

なにより落ち着ける店構えと、価格の安さ、2凍1冷のホッピーにはみなさん喜んでいただけます。

ということで、このように40代のおっさんには必携アイテムの「かかりつけ焼き鳥屋」ですが、いつか気が向けば「よいかかりつけ焼き鳥屋の選び方」「かかりつけ焼き鳥屋でいったい何すりゃいいのか」を書いてみたいと思います。


 

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