オルタナティブ・ブログ > 成迫剛志の『ICT幸福論』 >

”情報通信テクノロジは人々を幸せにする”を信条に、IT業界やアジア・中国を見つめていきます。

中国でのGoogleアクセス可否状況レポート

»

ちょうど一昨日(2010年1月19日)から中国出張に来ており、中国国内からのGoogleの利用可否状況を継続的に調べています。 この3日間だけでも、状況が刻々と変わっているようです。

2010年1月19日 昼
 Gmail: 利用不可
 Google: 利用不可
 YouTube: 利用不可

2010年1月19日 夜
 Gmail: 利用可
 Google: 利用不可
 YouTube: 利用不可

2010年1月20日 朝
 Gmail: 利用可
 Google: 利用可
 YouTube: 利用不可

ちなみに、2009年12月初旬は、同じ環境で
 Gmail: 利用不可
 Google: 利用可
 YouTube: 利用不可

という状況でした。

昨日のTVでは、インターネットを監視する公安の活動の特集が放映されていました。 ネットでポルノ画像が見られたり、動画やリアルタイムのエッチな映像配信などを、公安が取り締まる様子を、日本の『警視庁24時』のような構成で流していました。 他の予備知識なく、その番組を見ると、ネットを規制、監督しないと有害情報が溢れ返ってしまう。 と思い込んでしまいそうな内容でした。(苦笑)

また、Gmailは、通常のGmail (xxxx@gmail.com)だけでなく、会社名などの独自ドメインをGmailで使っている場合もアクセス不可な状況でした。 私は、extra31.com のメールが全くアクセスできず困ってしまい、いろいろと抜け道を考えたのですが、最終的には北米に設置しているフリーのProxyサーバー経由でアクセスしていました。

中国でのAndroid携帯の発売延期を発表するなどまだまだ戦いが続いているようですが、ユーザーの利便性を第一に考え、早く決着してくれることを祈っています。

蘇州にて

p.s.1月19日のJAL会社更生法申請の日の朝、JALを使って上海に飛んできました。 最近数年間、洗練されたサービスが気に入りJALばかり乗っていたので、感慨深いです。

Comment(5)