GoogleのMattCutts氏が語った、今後のGoogleのSEO関係の方向性
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世界のSEO・SEMやマーケティング関係者が集まる「WebmastersWorld」が主催する、PUBCONというイベントが、現在ラスベガスで行われています。
本日は、日本時間で10時頃、Googleのスパム対策の長であるMattCutts氏が公演を行い、その間Twitterも大盛り上がりでした。
その辺り以下などをご覧下さい。また、いずれいろいろなレポートが上がってくると思います。
GoogleのMattCutts氏の発言
この方の発言は、とても影響力があるのでみな注目しています。株や為替で言えば、欧州中央銀行(ECB)総裁のトリシェ氏やバーナンキFRB議長的な存在です。
昨日その方のセッションがあったわけで、色々な情報が出されました。特に日本はYahoo!がGoogleを採用することと、Google.comのやり方が徐々にGoogle.co.jpにも適用され、特にスパム判定が厳しきなるということで注目されています。
その内容をSearchEngineLandにて「Key Takeaways From Google’s Matt Cutts Talk At PubCon」としてシンプルにまとめられているのでご紹介です。
要点
要点は11項目ですが、気になる9項目だけ抜粋して訳します。
- Googleはハッキングされたサイトの90%をを検索結果から排除できた
- 早々にWebMastersToolからサイトの管理者にサイトがスパムされていないかE-mailで知らせる仕組みを入れる
- SEOは「アルゴリズムを追うのではなく、将来我々Googleがどこに向かおうとしているかを追ってくれ
- ページの中で最初のリンクをクリックする傾向下があるので、記事の中では大事なリンクは上に置いた方がいい
- あなたのサイトを傷つけるようなcanonicalはGoogleは無視している
- Googleはサイトの判定に200以上の指標を使っているが、それぞれの指標も50以上のバリエーションを持っていることもある
- GoogleプレイスとAndroidマーケットのスパムはもうすぐ改善する
- ドメインがクエリに完全一致している時上位表示されやすくするよ
- ペイドリンク(有料リンク)を排除する仕組みを作っている
SEOの9つの掟
また、そんなこともスライドに出していました。
- SEOは、ユーザを追いかけろ、アルゴリズムを追うな
- キーワードは「10人のタクシー運転手に聞け」(一般人に聞けと言うこと)
- ブログでは最初のリンクを重要視して
- コンテンツは読み返そう、口に出して
- Twitterで自分をRTするのはもうやめよう
- ビデオが重要これからは。
- テストと区割り返し、ユーザをガイドすることの繰り返しで対話を行う
- ドメインは取ろうね
- WebMastersToolでE-mail通知はON西手下さい
明日、というか本日二日目が行われます。#pubconというハッシュタグでやっているので、興味のあるマーケターの方はぜひ!
っていうか現地行きたい!英語がネック…。
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