技術で勝って、商売で負けていませんか?

もう一度、自社の戦略を見つめ直すということ

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strategy.jpg自社の経営戦略は間違っていないですか?
当たり前のことですが、たまに見直すことをお薦めします。

戦略と戦術の違いは多くの人が理解していると思いますが、そうでない人もいます。
ITの例で言えば、ITはあくまで「手段」であって、目的ではない。

ここで言う手段が戦術で、目的が戦略です。

なぜ今日、このようなテーマを選んだのかと言えば、最近よく見られるようになった戦略のパターンとして、次のような例がたまに気になるからです。

例えば、格安スマホの事例を挙げましょう。
自社の戦略として「いまは、とにかく格安なスマホを国内に関わらず、世界中に売ることを第一の目標としています。最初は利益が出ないかもしれませんが、自社のスマホが市場に浸透してある程度のシェアを確保することができるようになれば、次の一手が見えてくるはずです。」

よくある事例だと思います。
とにかく従来の他社製品では考えられなかったような戦略的な安い製品を市場に投入することによって、短期間で一気に自社の知名度を上げ、市場で一定のシェアを得る、という考え方です。

ここで考えないといけないのは、利益が出なくていいのか?という問題点です。
いつまで経っても、利益が出ない状態でだらだらと格安戦略ばかりが続き、時間ばかりが経過していく中で、世の中のトレンドが変わってしまい、次の時代が到来してしまってジ・エンドになってしまうことも考えられるからです。

あらかじめ断っておきますが、筆者は上記のような格安戦略を否定している訳ではありません。
れっきとした最後に勝つための有効な戦略であることは十分に理解しています。

問題は、どこまで自社のリソースで耐えることができて、その先の絵が描けているか、という点です。勝敗のまさに分かれ目なのです。

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