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企業トップに丸顔が増えてきた

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senior02.jpgあくまで筆者の直感的なイメージですが、最近の企業、特に大企業のトップには丸顔、イヌ顔、クマ顔の人たちが増えてきたように思います。

調査をした訳でもなく、専門機関が公表していた訳でもないのですが、ただそう思いました。

例えば筆者の会社員時代の出身母体企業における同期入社の連中の中でも出世が早い人を見渡しても、同感の印象を持っています。

昔から一部では言われていたのかもしれませんが、目鼻立ちが整った人よりも上記のような人の方が出世しやすい傾向にある、ということを聞いたことがあります。

新入社員当時から親父くさい雰囲気を持った人や、土建屋風の見かけを持った人たちが該当するのです。

以上のようなことは誰もがある程度は薄々思っていたことかもしれませんが、それに加えて最近の傾向として温和そうで笑顔の良い人たちが加わってきているような感じを特に持っています。

言い換えれば、昔はよく居たような一見すると怖そうな人、近付き難いような人、が減ってきているのです。一部のオーナー型企業のトップで高齢の社長にはまだまだ残っていそうですが。

つまり、サラリーマン型企業での現役社長の最大の特権は次期社長の指名権ですが、その際の選択で、世間受けのいい人を選ぶ傾向が強まってきたのでは、と筆者は推測しています。

世間受けがいい人、とは温和で笑顔がいいだけではなく、加えて恰幅(かっぷく)が良さそうで頼りがいのありそうな人がトップに昇進しやすい傾向があると推察しているのです。

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