技術で勝って、商売で負けていませんか?

強さと優しさを持つという事

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persevering.jpg今の時代において、もっとも求められている素養は「強さと優しさ」かもしれません。

いや現代どころか、これからの時代においてはますます必要なものかもしれません。

なぜ、一見するとこの古くさい言葉が求められているのでしょうか?

それは世界を取り巻く環境の激変、どんどん増してきた不透明さが必要としているのです。

必要としているというより、万国に共通する唯一普遍の価値観だからとも言えます。

例えば世界はそんなに不鮮明になってきたのでしょうか?

  • 中東や北アフリカからの難民を拒否しだした欧州が、共同体の意味をなさなくなり壊滅に向かう
  • 石油産油国等の資源に頼る国々の財政破綻
  • 中国の減速
  • イスラム国などの脅威
  • 米国大統領選の行方によってはポピュリズムの台頭は止めようがなくなる
    (トランプ氏が当選した場合)

など、数え上げればキリが無いくらいの"もやもや感"が漂っています。

これほどまでに難しくなってきたグーローバル事情の中で、ビジネスを行うことの困難性は想像に難くない、というのが私の主張です。

ビジネスパーソンで言えば、「強さ」を持った代表格は誰でしょうか?
近年では、鴻海精密工業(ホンハイ)の郭台銘氏を挙げます。猛烈過ぎる働きぶりは時に批判を浴びますが、一代で売上高15兆円、130万人の従業員を抱える大所帯に成長させた訳ですから相当なものです。

郭CEOは、三国志に登場する忠義の将である関羽を愛してやまない攻めの人物です。

「優しさ」を持ったビジネスパーソンも挙げないといけません。
誰でしょうか、トヨタの豊田章男CEOを挙げたいと思います。
ややもすれば、発する言葉が抽象的であるとも言われていますが、やはり誰もが認める優しい言葉を語れる人物だと思うのです。
もちろん、下請け企業に対する要求の厳しさは時に批判を浴びますが、グループ全体、チームトヨタの総力を向上させるという理念に基づいた行動であるとも思えます。

以上、いろいろと書いてきましたが、「強さと優しさ」という相反する素養を持って損する事は何一つ無いと言えるのです。


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