あるいはファシリテーションが得意なコンサルタントによるノウハウとか失敗とか教訓とか

まだ管理で消耗してるの?あるいは僕が管理をしない理由

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一応、部下が沢山いるので、僕は世間的に言えば管理職だ。
とは言え、僕は「管理」を全くしていない。実態は非管理職だ。

時間の使い方を分類すると、
作業:0%
管理:0%
交渉:20%
判断:40%
発想:40%
という感じだと思う。


作業はもちろん、管理にも時間を全く割いていない。

そもそも、人を管理するとか、人の作業を管理するのって面倒くさくないですか?
部下は他人だから、彼らが何をやっているか、わざわざ調べないといけない。いちいち調べるのは面倒くさい。
そもそも、他の社員よりも何らかのスキルがあるから昇進しているのに、スキルがない人のやっていることに時間使いまくるって、構造的におかしくないですか?

僕が管理に時間を使わないでやっていることと言えば、
・誰かが困っている時に助ける。
・誰かの代わりに、お客さんや関係組織と交渉する。
・意思決定。
・今やっていないが、やるべきことは何かを考える。
・やったことがないことのやり方を考える。
みたいなこと。

退屈で面倒くさい「管理」に比べ、問題解決や判断はエキサイティングだ。仕事は面白い方がいい。


管理をやらなくて済むように僕がやっているのは、自分で自分を管理できる人々を育てることだ。
そういう人をプロフェッショナルと呼ぶ。


退屈で面倒くさい「管理」に比べ、教育はエキサイティングだ。
これなら僕も楽しんでやれる。

管理には熱心なのに、育成に関心がない管理職が多いことにはびっくりする。管理、面白いのかな?もしかして、仕事を面白さで選んでないのかな?


いくら「意識高い系学生」を採用したって、自分で自分を管理できる人々にはならない。教える必要がある。
さすがにそれには地道な道のりが必要だ。


これはあなたの仕事だよ、とオーナーシップを持ってもらう。

自分の仕事の計画を立ててもらう。

最初はどうせ計画の精度が低いから、レビューして直してもらう。

計画どおりいかなかったら、自ら「ヤバイです」と言わせる。

僕らはそれをイエローフラッグと呼んでいる。

時に、困難が立ちふさがる。
こういう時こそ、高い給料をもらっている人の出番だ。給料に見合った高い問題解決能力を駆使して、助けてあげよう。(こういう時に助けられないなら、高い給料をもらう資格はない)

こうしているうちに、人は徐々に、自分で自分を管理できるようになる。
つまり、1人のプロフェッショナルを育てたことになる。

もちろん、一直線には育たない。
自分で自分を管理できるようになったと持ってた人が、「ヤバイです」と言えなくなったりする。言えない状況もある。
そういうことがあると発見が遅れて痛い目にあうが、ある程度は仕方ない。
「バカ、ちゃんとヤバイと言え」ともう一度教える。

好き好きだと思うが、僕は管理は面倒くさいが、教育はめんどくさくない。後が楽なのを知っているから。


こうなればしめたものだ。
基本的には放っておいて、「助けて」とか「わたしの代わりに、あれやって」と言われた時だけ、手を差し伸べればいい。
究極的には、部下が自分をこき使うようになる。それでいい。

ずっと監視し続ける必要がない、というのは本当に楽だ。
僕が「管理」をやらない、というのはそういう意味だ。


※イケダハヤトさんのブログってほとんど読んだことないけど、「まだ東京で消耗してるの?」というタイトルのコピーライティングセンスはすごいですよね。
「消耗しているの?」というタイトルでブログを書き始めたら、普段よりも攻撃的な口調になった。すごいな。

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