製品出荷作業を甘く見てはいけない
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今日はコンパクトキャプチャ製品のEthcaptureExの出荷作業をメンバー達と分担して行いました。
今回は25台まとめて出荷準備です。これで10台分ですが、一部パーツの組み込みとファームウェアの書き込み、動作確認、梱包などの作業を行います。
以前は不正接続対策製品のIntraGuardianシリーズや回戦遅延シミュレータEthdelayシリーズなども全て自社で出荷作業をしていましたが、あまりにも手間がかかり、当社にとっての本業である開発に時間が割けなくなり、これでは本末転倒だということで、製造や販売を得意としているパートナーさんと一緒に製品事業を展開する方向に切り替えました。
EthcaptureExはそれほどコンスタントに売れているわけではないので、出荷作業をパートナーさんと分担していないのですが、たかだか25台でも結構な時間がかかります。
ソフトウェア製品であればダウンロード販売なども可能ですが、アプライアンスではそう簡単ではありません。出荷作業にも手間がかかりますし、実はハードの仕入れなども簡単ではないのです。汎用ハードウェアを使っていても、ハードの在庫が一時的に切れてしまうこともありますし、特注ハードウェアの場合は販売見込みを考えて先行発注しておかなければ納期がとても長くなってしまいます。
製品開発販売事業を立ち上げた頃は何でも自分たちでできることはやる、という感じでしたが、売れはじめるとそれでは首が回らなくなるのです。肝心の自分たちがやらねばならないことが疎かにならないように、どんどん舵を切ってけるかどうかが実は意外と重要なのでした。
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