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プログラミングでメシが食えるか!?

入社式

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今日は入社式を行いました。入社式のメモは1995年から残してあって、最近はコンスタントに毎年あるということは、毎年新卒の新入社員を迎えている、ということになります。

当社は現在35期目で、私自身は平成元年入社ですので、23年目でしょうか。会長が東工大卒ベンチャーとして起業してから35年、私が社員になってからでも23年、会社として継続できているのは、そのような経営をしてきたことももちろんですが、メンバーの努力の結果であることも確かであり、皆に誇りを持って欲しいことです。

私が今日話したことは、簡単に言うと、このような会社の歴史と、私自身の経験をベースに、「得意な仕事で勝負しよう」ということです。

大学生の頃にアルバイトでCADシステムの開発を担当し、そのまま就職してCADシステムの開発販売を担当、その後、3年目に事業部を立ち上げましたが、CADシステムの開発販売事業は非常に苦戦し、稼ぐために私も含めて全員で出向に出たこともありました。いわれるとおりに時間を使い、仕事によっては、本当に普段はただいるだけ、何かあったら報告するだけの仕事もやりましたが、時間の進みが遅く、苦痛でした。

その後、受託開発でメンバーたちと実力を発揮する機会を得て、やっぱり実力で勝負する方が楽しいと感じ、さらに、製品を中心とした提案型の仕事を、と発展してきました。

稼ぐこと自体は、どの仕事でも多かれ少なかれ、苦労するものです。しかし、仕事の内容によって、自分自身の苦痛の度合いは全く違います。好きな分野の仕事であれば、苦痛どころか、苦労が楽しいのです。そういう仕事をすることが、結果としても良いものに結びつくのは当たり前の話です。

新卒でいきなり得意分野で勝負、というのはもちろん難しく、まずはいろいろな経験も大切です。しかし、その中から、「自分はやっぱりこの仕事だ」というのを見つけ出すことが大切です。もちろん、周りの先輩たちも、そういう環境を作ってあげることが大事ですね。

そんな感じで、自分の若い頃を思い出しながら、新しい仲間を迎えて、さらにやる気を出す機会として、入社式はとても良いものです!

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