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グローバル化する中で日本人はどのようにサバイバルすればよいのか。子ども×ICT教育×発達心理をキーワードに考えます。

【オルタナトークより】わたしの野望はビジネスで成功する事?

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最近、私はすっかり丸くなってしまいました。私の野心、野望がなんだか思い浮かびません。会社員の頃はダメOLだったので会社を首にならないためにコンテストに色々応募して賞をもらったり、商業出版を狙ったり、今よりギラギラしていました。

フリーランスになって三年間はゴーストライターとしてパソコンの本の原稿を書いたり、たいして実績がないのに社会起業家もどきとしてメディアに取り上げられたりしました。

最初の三年は来た仕事を全部受けていたので朝昼晩働いて、胃潰瘍を年一回体験しながら外部へアピールしまくっていました。

フリーランスとして女性が、しかも私のような取り柄がない人が一人で生活を成り立たせるとなるとそう簡単にはいきません。悲壮感を持ちながらガムシャラに働きました。

しかし、今はすっかり丸くなってしまいました。結婚してから家族との生活は普通に平凡で幸せです。子供達にパソコンを教える事も気持ちが良いです。メディアに出ない事にしたので、嫌なバッシングもありません。

三年前から講師派遣のエージェントを使わなくなったので仕事が少なくなりました。ですが費用対効果を考えると効率が良くなりました。安くてキツイ仕事は受けなくなりましたし、家事もできるようになりました。

ワークライフバランスが実現できるようになり、仕事のための勉強をする時間も取ることかできました。

ただ、有名な人ほどチヤホヤされるというのも肌で感じています。 メディアに積極的に出る講師の方が扱いがいいなあとガッカリする事があります。

私がオリジナルで作ったものをメディアに出ている他の人がパクリをして、その人が考えたもののようにPRしていたとお客様から聞き、腹立たしく感じる事もあります。

本当に実績がある人は実のある仕事を現場でされていて、やたらプレスリリースを乱発したり、本を乱造で書いたりメディアに出まくらないように感じています。

名前を売るために露出を乱発させている人は大抵、数年で消えているような気が。しかし一般の人は名前を多く見かけるほど優秀な講師と思われるようです。

今は実績を積み重ねる方に興味があり、自分よりも作品を評価されたいと考えています。 自分や家族の人生を切り売りするような事は望んでいません。

とは言え、現状に満足している自分を変えたいと思い始めました。現状維持したくなった時はおそらく心が飽和状態。なので、今後は衰退に向かうと考えられます。ささやかな普通の日々に満足だからこそ、気持ちを切り替え行動も変化していかないといけない事になるでしょう。

ITmediaは編集部もブロガーのみなさまもまともな人が多いと感じています。なので、ITmediaのブログでは自分のビジネス色は出さずに、教育や趣味の話題を多くしていました。

しかし、今後はもっと仕事にギラギラして松岡修造さん並みにハートを熱くしてオルタナティブ・ブログにもビジネスの心をぶつけます。遠慮の気持ちがあるのはあまり良くないのかもしれません。

結論:今年の下半期の目標は仕事にギラギラする事。


編集履歴:2015.6.26 23:02 題名に【オルタナトークより】を追加。

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