片岡麻実の「テクノロジーとリベラルアーツが出逢うとき」:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 片岡麻実の「テクノロジーとリベラルアーツが出逢うとき」

グローバル化する時代に日本人が生き残るためにはどうしたらいいのか? ICT教育と文学研究している立場から、Japan cultureをキーワードに理系の言葉を文系の人にもわかるように噛み砕いて考察します。

2011年3月11日に大災害が発生した後、計画停電がいつまで続くのかわからなかったため、パソコン講師をしている私の元へ講座のキャンセルのお知らせが一時期連続しました。最初のうちはほぼ仕事が無くなってしまったので大きな不安を抱えながら家事をする日々でした。

しかし、家事の大部分を自分で行うようにしたら

  •     家事を人並みにすることの歓び
  •     「家に何があるのか」「見つからない物は何か」を把握できるようになったこと
  •     徐々に仕事の依頼が復活してきたので、仕事と家事を両立するために取り組む歓び

を味わい、「バリバリ働くのも大切なことだけど、ワークライフ・バランスを実現するってこんなに嬉しいことなのだな」と体感しました。そのため、震災以降は「外出する働き方よりも在宅勤務を多くできるようにしよう」と取り組み始めました。

注:私は個人事業主なので在宅勤務という表現が適切ではないようにも感じましたが、在宅ワークというとパートで雇われている印象を与えるように感じられたため、今回の記事では在宅勤務と表記します。

在宅勤務を増やすために活用しているものにSkype(スカイプ)があります。Skype:http://www.skype.com/intl/ja/home/

使い始めたきっかけは、外国に家族と転勤した友人と電話でやりとりをすると国際料金で割高になるためでした。ウェブカメラをつければテレビ電話と同じようなことが無料で行うこができたので大変重宝していました。メールだけではわからない表情を把握できるのはSkype&ウェブカメラの魅力だと思います。

Skypeとウェブカメラを利用したやりとりの経験がない方は以下の動画をご参照ください。一分すぎからSkype+ウェブカメラの解説になります。

Skype 4.2 でのマイクやスピーカー、ウェブカメラのテストや確認の方法 : http://youtu.be/E4nkW4tLEtg

仕事では講師同士のちょっとした打ち合わせの時に使っておりました。Skypeのチャットはファイルを送ることが可能なので、講座の前の確認や講座後の反省会をする際に便利でした。声のやりとりを好まれる先生とはSkypeまた携帯電話を利用し、複数人でのやりとりをするときはGoogleドキュメント上でチャットで打ち合わせをしていました。

もともと職業柄クラウドを利用する機会が多かったせいか、震災以降、自宅で仕事をしていても学校に勤務していた時との違和感はあまり感じませんでした。

もちろん、「対面でやりとりすることがまったくない」「人と逢わないまま在宅で仕事を行う」状態が続くと心の負担になるかもしれません。しかし、私の場合は週一・二回程度は外出して対面で仕事・やりとりをし、残りは在宅で作業をしてみたところ、意外にストレスになりませんでした。

対面でのコミュニケーションを取る場が定期的にあったので、在宅勤務の際もコミュニケーションのズレを減らすことが可能だったのかもしれません。私は会社員をしていたこともありますが、会社に大勢が勤務していた場合、さまざまな電化製品を使用し、消費電力が大きくなりそうに感じていました。

消費電力を必要以上に増やさないようにしていくためには、各自が在宅で仕事を行っていたほうが効率が良いように思われますがいかがでしょうか。

会社に勤務すると大部分の人は移動時間が発生します。通勤の間は「電車の中で寝る」「本を読む」「携帯電話でメールをする・ネットの閲覧をする」「車を運転する」等の行動が考えられます。ですが、ラッシュの時間帯の電車の中は蒸し暑くなります。山手線など混雑する電車では立ったままの状態になる人が多く、会社に到着する前に疲れてしまいます。疲れた状態で仕事を行うよりは、在宅勤務で気持よく開始できたほうが脳も仕事に集中できるのではないでしょうか。

とはいうものの、「自由に働いて良い」となると、私の場合は睡眠リズムが崩れてしまい、働く時間が予想外に少なくなっていることに気が付きました。私の場合はどこかに出かけるようにしたほうが生活リズムが整い、仕事も集中できることがわかりました。そこで、落ち着く喫茶店・cafeに移動してiPhoneとノート・書籍を持ち込んで作業をする時間も時々つくっています。疲れた場合は朝に整骨院やマッサージ/リフレクソロジーのお店に行ってリラックスし、気持ちが良くなってから自宅でパソコンの作業をすることもあります。

喫茶店やスターバックスなどのお店にいるときにパソコンを持参しないのは、iPhoneのアプリ(GoogleドキュメントやEvernoteなどさまざま)を利用すればわりと短時間で行いたい作業は間に合ったからです。じっくり行いたい作業は、喫茶店などで作業をして心身のリズムが整ってから行っています。

在宅勤務のコツは、

  1. 在宅でも生活リズムを崩さない
  2. 定期的に出かける
  3. 対面でやりとりをする(仕事の関係者と外で打合せなど。)

がポイントではないかと思いますがいかがでしょうか。ご参考になりましたら幸いです。

片岡 麻実

Special

- PR -
コメント

コメントを投稿する
メールアドレス(必須):
URL:
コメント:
トラックバック

http://app.blogs.itmedia.co.jp/t/trackback/77444/26587366

トラックバック・ポリシー


» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP


プロフィール

片岡 麻実

片岡 麻実

文学部卒業のパソコン講師。職業訓練や企業研修の講師を行いながら、チャレンジドの方への就労支援も行っている。最近は電子図書とUD(ユニバーサルデザイン)に関心あり。

詳しいプロフィール

カレンダー
2012年5月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


最近のコメント
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif ストレス社会との付き合い方
政府がメンタルヘルス検査の義務化を検討しています。しかしうつになった後だけではなく、なる前の予防も大切なのではないでしょうか。(5/24)

news094.gif 「思いやり経営」のススメ
産学・NPO連携の民間団体が先頃、「思いやり経営」という観点で評価した指標や企業ランキングを発表した。企業のマネジメント力を知る手立てとして注目されそうだ。(5/24)

news094.gif テレワークが労働者のマインドを変える
テレワークが普及すると、労働者の評価は従来の「時間×生産性」から「成果」へと変化する。時間や場所を自分の裁量でコントロールできる変わりに、成果を最大化するために労働をマネジメントする能力とマインドが労働者には必要になる。(5/23)

news094.gif 求む、クックパッド男子
高身長も高学歴も高収入もいらない。私が男性に求めるのは「料理の腕」だけです。(5/18)

news094.gif 37歳の常識――我々は一生学び続ける
学び続けなければ衰退するのみだ。(5/18)

Special

- PR -

サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ