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「1週間前に資料下さい」はご勘弁いだきたい

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「1週間前に資料の提出をお願いします。」

講演のご依頼を頂くのはありがたいのだが、このようなご依頼は、できればご勘弁頂きたい。2週間前にとか、1ヶ月前にとかいうご依頼を頂くこともあるのだが、こうなるとどうしていいか分からなくなる。

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印刷をしなくてはならないからと云う方もいるのだが、原則としてそれはお断りしている。いまどき、紙の印刷物をもらって嬉しい人などいない。また、講義は資料ではなく話しがメインコンテンツだ。その話しを楽しんでもらいたいので、だから紙に目を向けて欲しくないという想いもある。そこで、印刷物を配らず、いつでもオリジナルのプレゼンテーションをダウンロード頂けるようにご案内している。もちろんロイヤリティフリーでのご提供だ。

それでも事前に欲しい、途中でも構いませんからとのご依頼もあるが、申し訳ないけれども、普通1週間前には資料作成には着手していないことも多く、途中と言われても困ってしまう。

話す内容を考えていない訳ではない。どんな話をすればいいのか、どんな展開なら惹き付けられるのか、この会社の関心事は何かなどを思い巡らせながら、つらつらと話しの構想を巡らしている。また、素材はかなりあるので、どれをどのように組み合わせようかを考え、新しい資料が必要ならそのイメージをノートにメモすることもある。そういう経過を経て、資料は数日前、時には当日作ることもあるが、それで期待を違うことはない。

資料をチェックしたいのだろうが、チェックしても分からないだろうと思う。なぜなら、講演は「話し」がメインであり、「資料」はそのおまけみたいなもので、受講者の関心を向けさせたり。筋を転換するための手段に過ぎない。だからこそ、「資料」は後回しでもまったく問題はない。「資料」はその展開のつじつま合わせであって、多少話す内容がずれていても支障はない。

そういう資料をチェックし、ああして欲しい、こうして欲しいと言われてもなかなか、資料通り話すかどうかは何とも言えず、辛いものがある。

講演について、ご依頼を頂くとき、「IoTについて話をして欲しい」や「デジタル・トランスフォーメーションについて分かりやすい話をして欲しい」といった内容を示されることがある。もちろん、それはそれでいいのだが、このようなご依頼を頂いたときは、必ず次のことを確認する。

「講演のゴール、つまり、受講者が私の話を聞いて、結果として、どのような行動を起こして欲しいのでしょうか。あるいは、どのようなことに気づき、どのように自分の意識を変えることを期待されますか。」

講演の「あるべき姿」を確認し、それがはっきりしていないときは、徹底して議論するようにしている。講演の内容は、その「あるべき姿」を実現するための手段に過ぎない。大切なことは、結果である。ここをないがしろにして手段だけを云々してもいい結果は得られないからだ。

内容を無視するつもりはない。ただ、結果としての「あるべき姿」を実現するための内容であり、内容だけを求められても、さてどうしたものかと困ってしまう。

資料の内容を事前確認したいという気持ちが分からないものでもない。特に初めて依頼する相手が何か変なことを話すのではないかという不安をもつのも仕方がないだろう。しかし、「あるべき姿」を議論の上合意し、その手段としての内容について合意をしたのなら、あとは任せて欲しいと願うばかりだ。こちらも、お金を頂く訳なので、手抜きなどできない。いかにご期待以上の成果をあげるかを追求する。それがプロとしての矜持でもある。

あいつの話はつまらない、場違いな話しだった、中身がないなどと言われてしまえば、次のお仕事は頂けない。もう必死であり、胃が痛くなるほどに内容を考えている。だから、「1週間前に資料を提出して下さい。」というご依頼は、いささかのご配慮など頂けるとありがたいと願うばかりである。

ITビジネス・プレゼンテーション・ライブラリー/LiBRA

LiBRA 9月度版リリース====================
RPAのプレゼンテーションを作りました。(ITソリューション塾の最後にむに掲載)
他にもいくつかのプレゼンテーション・パッケージを新規追加・更新致しました。
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プレゼンテーション・パッケージ
【新規】RPAについてのプレゼンテーション(25ページ)
【更新】新入社員のための最新ITトレンドとこれからのビジネス(187ページ)
【更新】ビジネスリーダーのためのデジタル戦略塾・最新のITトレンド(203ページ)
【更新】フィン・テックとブロックチェーン (40ページ) *テクノロジー・トピックスより分離

ビジネス戦略編
【更新】デジタル・トランスフォーメーションの実際 p.16
【新規】デジタル・ディスラプターの創出する新しい価値 p.17
【更新】もし、変わることができなければ p.18
*人材開発・育成編をビジネス戦略編より分離し、新しくパッケージし直しました。

ITの歴史と最新のトレンド編
【新規】人類の進化と知識 p.12
【新規】自然科学発展の歴史 p.13

サービス&アプリケーション・先進技術編/IoT
【新規】インターネットに接続されるデバイス数の推移 p.10
【新規】新規事業の選択肢とモノのサービス化 p.44
【新規】IoTのビジネス戦略 p.47
【更新】LPWAネットワークの位置付け p.72

サービス&アプリケーション・先進技術編/AI
【新規】AI導入/データの戦略的活用における3つの課題

開発と運用編
【更新】DevOpsとコンテナ管理ソフトウエア p.57
【新規】開発と運用の方向性 p.58

テクノロジー・トピックス編
*変更はありません。ただし、FinTechとブロックチェーについては、別資料としてまとめました。

ITインフラとプラットフォーム編
【更新】仮想化の役割 p.70
【新規】仮想化の役割/解説 p.71

サービス&アプリケーション・基本編
*変更はありません

クラウド・コンピューティング編
*変更はありません

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