最新ITトレンドとビジネス戦略をわかりやすくお伝えします!

「SIビジネスの創造的破壊」を語り合う

»

「何のために花見をするのでしょうか。さくらを見るためではありません。みんなでわいわいとお酒を飲むためです。」

冒頭のそんな挨拶からはじめさせていだいた昨夜の拙著(後藤晃共著)「システムインテグレーション再生の戦略」出版記念パーティに80名ほどの皆さんがお集まり頂きました。冒頭の趣旨通り、「つながりを拡げる場」としての目的を果たせたかどうかは、ご参加頂いた方の「楽しかったです」のご感想が物語ってくれたように思います。

160301_Event1.jpg

2014年に前著「システムインテグレーション崩壊」を上梓した折、「データの裏付けや具体性に欠ける」と指摘してくれた後藤晃さんに、「じゃあ次作を一緒に書こう」と声をかけたことが本書のきっかけでした。これもまた、「つながり」の賜と言えるかもしれません。

お酒を飲むことばかりが「つながり」と言うわけではありませんが、いろいろと人たちと出会い、語らい、新たな気付きや好奇心を得て、自分自身の行動を変化させるといったことは、人工知能には当面かなわぬことだろうと思います。そして、こういう出逢いとつながりが新しい何かを生みだすきっかけを与えてくれるのです。このイベントからもそんな何かが生まれることを楽しみにしています。

さて、あらためて本書でお伝えしたかったことですが、それは「SIビジネスの創造的破壊」です。人月積算を前提とした受託開発ビジネスが無くなることはありませんが、この「無くならない」という事実こそが、いま起こりつつあるSI崩壊の本質を都合良く隠してくれていると言えるのです。

本書や様々な場で「これたけ需要が逼迫しているのに人月単価は上がらず、売上は確保できても利益は伸びない」という事実が「無くならない」に隠された問題の本質を浮かび上がらせています。

「いま銀行がDevOpsに熱心に取り組みはじめてるよ」

昨日のパーティでそんな話を聞きました。膨大な人月需要を生みだしている銀行が、生産性やスピードを重視するようになれば、稼働率のみをKPIとするSI事業者は仕事を失うことになるのです。まさに時代はいま大きな節目にさしかかっているのです。

ITの需要はこれからも益々高まってゆきます。ITはこれまでにも増して私たちの生活やビジネスに深く関わってゆくことになるでしょう。そこには様々なビジネス・チャンスがあります。

また、ワークスタイルの変革は待ったなしで加速してゆくでしょう。それは、生産年齢の減少や少子高齢化が急速に進むからです。リモートワークや副業・兼業を許容できなければ優秀な人材は集まりません。働く人の幸せとビジネスとしての成果を両立させなくてはならないのです。稼働率ではなく生産性を追求し、それをマネタイズできるビジネスへと転換を図らなくてはなりません。

「テクノロジーを生活やビジネスの価値に転換する役割を担う仕事」

SI事業者はその本来の役割に立ち返る取り組みこそ、ポストSIビジネスの本質です。そのために、どのような戦略や施策を組み立ててゆけばいいのかをまとめたのが本書です。そこに示したフレームワークやシナリオは、SIビジネスの現実に向き合い、自らの進むべき方向を考えるきっかけを提供してくれると思っています。

160301_Event2.jpg

昨日のパーティではそんな想いを共有し、新しいことへの取り組みに情熱を傾けている、そんな皆さんにお集まり頂きました。本書の出版がそんな皆さんをつなげるきっかけとなったことは、誇りに思っています。そして、ポストSIビジネスへの取り組みをさらに加速させることに、引き続き役割を果たしてゆければと思っています

【最新版】最新のITトレンドとビジネス戦略【2016年2月版】

*** 全て無償にて閲覧頂けます ***

LIBRA_logo

【新規登録】新入社員研修のための2つの教材を登録しました。

新入社員研修のための教材を公開しました。基礎的なことですが、これだけは知って欲しいという内容をできるだけ平易な文章と図解で紹介しています。プレゼンテーションだけではなく、教科書としてMS Wordの解説資料も合わせて掲載しています。

まもなく始まる新入社員研修や基礎的なことが不安という方の復習用にもご活用下さい。

【ITの基礎】

  • プレゼンテーション(pptx形式:31ページ)
  • 教科書(docx形式:23ページ)

【情報システムの基礎】

  • プレゼンテーション(pptx形式:10ページ)
  • 教科書(docx形式:15ページ)

【更新】最新のITトレンドとビジネス戦略

人工知能に関連した記述を増やしたこと、および、ITや情報システムの基礎的な知識については、「新入社員のための研修教材」として切り出し、そちらでより詳しく解説しています。

【サービス&アプリケーション編】(204ページ)

*スマートマシンと人工知能について、資料を刷新致しました。

  • 2045年までのスマートマシンのロードマップを追加しました。P.119
  • スマートマシンが労働にもたらす影響について追加しました。p.126-128
  • 自動運転車の動向について追加しました。p.129-130
  • 人工知能についてのページ順序を変更しました。
  • 従来の機械学習とディープラーニングの違いを図表に組み込みました。p.149-150

【ビジネス戦略編】(86ページ)

  • 営業人材の育成について、「営業の能力モデル」についての解説を追加しました。( p.72-75)

【インフラ編】(246ページ)

  • 変更はありません。

LIBRA_logo

「ポストSIビジネスのシナリオをどう描けば良いのか」

Amazonでの予約が始まりました。出荷は、1月26日を予定しています*

これまでと同じやり方では、収益を維持・拡大することは難しくなるでしょう。しかし、工夫次第では、SIを魅力的なビジネスに再生させることができます。

その戦略とシナリオを一冊の本にまとめました。

「システムインテグレーション再生の戦略」

si_saisei_w400

  • 歴史的事実や数字的裏付けに基づき現状を整理し、その具体的な対策を示すこと。
  • 身の丈に合った事例を紹介し、具体的なビジネスのイメージを描きやすくすること。
  • 新規事業を立ち上げるための課題や成功させるための実践的なノウハウを解説すること。

また、本書に掲載している全60枚の図表は、ロイヤリティ・フリーのパワーポイントでダウンロードできます。経営会議や企画書の資料として、ご使用下さい。

こんな方に読んでいただきたい内容です。

SIビジネスに関わる方々で、

  • 経営者や管理者、事業責任者
  • 新規事業開発の責任者や担当者
  • お客様に新たな提案を仕掛けようとしている営業
  • 人材育成の責任者や担当者
  • 新しいビジネスのマーケティングやプロモーション関係者
  • プロジェクトのリーダーやマネージャー
Comment(0)

コメント

コメントを投稿する