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【図解】コレ1枚でわかる最新ITトレンド(まとめ)サイバー・フィジカル・システム

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サイバー・フィジカル・システム

IoTやSNSによって「デジタル・データ化された現実世界(physical world)」は、インターネットを介して、時々刻々の変化をクラウドに送り出しています。このデジタル・データを受け取り処理するクラウドやそこにつながる一連の仕組みは「サイバー(電脳)世界(cyber world)」と呼ばれています。このサイバー世界と現実世界がデータをやり取りし、ビジネスの効率や質を高め、人々の生活を豊かにしようという仕組みが出来上がりつつあります。これを「サイバー・フイジカル・システム(Cyber-Physical System)」と呼んでいます。

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サイバー世界には現実世界の出来事や状態が膨大なデータとして送り込まれます。このデータを使って「現実世界のデジタル・コピー」が作られてゆきます。これを人工知能を使って分析すれば、個人の趣味嗜好、行動特性を理解することができます。さらに、膨大な人数の人間行動や社会での出来事を分析し、未来を予測することもできるようになるでしょう。

例えば、運送業務であれば道路状況やトラックの運行データを分析し、無駄のない最適な輸送経路や配車計画を作ります。また、工場であれば個別仕様の注文を最も短納期・低コストで作る手順や設備の最適な組合せを提案することができるようになります。さらに、大災害が起きたことを想定し、デジタル・コピーの中で道路を寸断し火災を起こすことができます。そのときどのように避難すればより多くの人命を救えるのか、少しでも被害を少なくするためにはどのような対策が有効かを試行錯誤で試してみることができます。

つまり、現実世界では決してできない様々な実験を、「現実世界のデジタル・コピー」を使って何度も繰り返しシミュレーション(模倣)し、現実世界を動かすための最適な答えを見つけることができるようになるのです。

インターネットにつながるモノの数は増加し、SNSでのやり取りもますます盛んになってゆくでしょう。そうなれば、データはさらに増大し、きめ細かくなってゆきます。これによって、より本物に近い現実世界のデジタル・コピーがサイバー世界に築ずかれてゆきます。それを使ってさらに正確な予測や最適な計画、アドバイスができるようになるでしょう。その情報を利用して現実世界が動けば、その変化は再びIoTやSNSによって取得されサイバー世界にフィードバックされます。いま、そんなサイクルが作られようとしているのです。

ITを抜きにして考えられない時代へ

これまでの説明でもおわかりの通り、様々なテクノロジーは、それ自身が単独で機能しているわけではありません。それぞれに連携しながら役割を果たしているのです。私たちの世界は、このようなテクノロジーのつながりや組合せに支えられています。

この連載で紹介したことは、全てが現時点で実現しているわけではありませんが、確実に、そして急速に実現に向かっています。そしてITは、これまで以上に私たちの日常に深く関わろうとしています。ビジネスもまたITとの関わり抜きに考えることはできない時代になろうとしています。

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ITソリューション塾のエッセンスを1日でお伝えする研修です。

テクノロジーのキーワードを辞書のように説明してもそれがビジネスにどのように役立つなんて分かりません。本研修では、ITの歴史をも踏まえながら、ITの現状と未来、そしてビジネスにどのような価値をもたらすかを、そこにどう対応すべきかをわかりやすく解説します。

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【新規登録】新入社員研修のための2つの教材を登録しました。

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【ITの基礎】

  • プレゼンテーション(pptx形式:31ページ)
  • 教科書(docx形式:23ページ)

【情報システムの基礎】

  • プレゼンテーション(pptx形式:10ページ)
  • 教科書(docx形式:15ページ)

【更新】最新のITトレンドとビジネス戦略

人工知能に関連した記述を増やしたこと、および、ITや情報システムの基礎的な知識については、「新入社員のための研修教材」として切り出し、そちらでより詳しく解説しています。

【サービス&アプリケーション編】(204ページ)

*スマートマシンと人工知能について、資料を刷新致しました。

  • 2045年までのスマートマシンのロードマップを追加しました。P.119
  • スマートマシンが労働にもたらす影響について追加しました。p.126-128
  • 自動運転車の動向について追加しました。p.129-130
  • 人工知能についてのページ順序を変更しました。
  • 従来の機械学習とディープラーニングの違いを図表に組み込みました。p.149-150

【ビジネス戦略編】(86ページ)

  • 営業人材の育成について、「営業の能力モデル」についての解説を追加しました。( p.72-75)

【インフラ編】(246ページ)

  • 変更はありません。

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