オルタナティブ・ブログ > C'est la vie >

デジタルとアナログの間を行ったり来たり

画面解像度と読者層

»

 確か今月はじめくらいだったか、このオルタナティブ・ブログのデザインが少し変わった。

 ちなみに筆者のディスプレイ解像度は1280×1024。ブラウザを複数開くことが多いので、ブラウザのウィンドウはいつも全体の2/3くらいの幅にしている。このサイズならおおよそのサイトで全体が見渡せる。

 (ところが新しいオルタナティブ・ブログのデザインでは幅広になったため、サイトの右端が切れてしまうようになった。自分のブログなら自分の顔を見なくて済むのでそれはそれでいいのだが。苦笑)

 だが最近ではそのサイズでは足りず、ウィンドウを広げることが増えた。それで最近ではどのくらいの横幅がサイトのデザインとして標準的なのだろうかとふと疑問に思い、試しにアクセス解析のデータを見てみた(フリーで使えるアクセス解析でも閲覧者の画面解像度を調べることができる)。

 ここ1ヶ月の範囲で調べてみる。

 拙ブログでは、筆者と同じサイズ「1280×1024」が35%、その一回り小さい「1024×768」が33%、それ以降は比較的大きなサイズが並んでいる。これならサイトのデザインを大きくしても問題はなく、むしろ大きな解像度を有効に使うことができる。

 ほかのサイトと比べると面白いことが分かる。

 知人の個人ブログ(月のPVが1万強、UUが5千弱)だと「1024×768」が50%で「1280×1024」が18%だった。

 さらにほかの知人の個人ホームページ、コンテンツがスタティックで見た目がWeb 1.0のもの(月のPVが2万、UUが4千)になると、「1024×768」が62%で「1280×1024」が18%となった。

 単純に3つのサイトを比較しただけだが、特に「1280×1024」と「1024×768」の比率の違いが面白い。画面解像度から読者層の違いがうかがえるようだ。

 やはりというべきか、更新が頻繁なものほど画面解像度が大きいものを使うユーザーが多い。ネットで情報収集する頻度が高い人ほど更新頻度の高いページを閲覧するのだろう。そういう人ほど機器や環境が充実しているのだと思う。特にオルタナティブ・ブログ読者はさすがツウという気がする。

Comment(7)