企業での教育を開始するとき、最初に読ませるべき本
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オルタナティブ・ブロガーの森戸さんが、1月度のブロガーズミーティングにて企業における技術者育成(特にSE)について、講演されオルタナティブ・ブロガーの積極的な討論もあり、また、多くのブログも書かれました。
私はあまり教育に係わったことがないので、専門家としての意見は書けませんが、私個人の経験として、この
サミュエル・スマイルズ著、竹内均訳の「自助論」
は、私の人生の岐路で何度も読み返した本であり、この本を教育を始めるときに最初に読ませるべきなのでは、ないか、と思っています。
天は自ら助くる者を助く
と最初に出てきて、いかに過去から連綿として、人間は自助努力を続けて来たかを書きつづった本です。たぶん、2時間ぐらいで読めそうです。
引用
外部からの援助は自分で自分を助けようとする精神こそ、その人間をいつまでも励まし元気づける。人のために良かれと思って援助の手を差し伸べても、相手はかえって自立の気持ちを失い、その必要性も忘れるだろう。保護や抑制も度が過ぎると、役に立たない無力な人間を生み出すのがオチである。
けっこう過激な内容ですねぇ。
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