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ITの技術や方向性考え方について別の選択肢を追求します

JR東日本のえきねっと等に要望があります

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年老いた義母がいるので、定期的に宮城県に帰っている。仙台市の隣、多賀城市だ。車は持っていないし、高速で帰るのも疲れるので、もっぱら新幹線を使っている。JR東日本のホームページで、えきねっとのサービスを使うと、わざわざみどりの窓口に並ばなくとも、自動券売機に並ばなくとも、切符をえきねっと専用の端末キオスクで入手できるので、便利だ。

券売機でも入手できるのだが、新幹線の自動券売機には、慣れない人が並ぶことが多く、ひとりひとり時間がかかる。だから、えきねっと用専用端末は貴重だ。自動券売機の列に並んでいると、どうして良いかわからず、時間がかかりすぎてしまう人が多いので、いらいらしてしまう。

JRもしかたがなく、女性の係員を配置して、いちいち教えているけれど、せっかく自動化により人員を減らすことができるのに、もったいない。乱暴なようだが、ああいったところに説明する人を置かなければ、慣れない人は使えないので、最初のうちは迷惑がかかるけれど、そういうひとたちは、利用の仕方がわからないので、徐々に敬遠していき、使える人だけが残り、このいらいらは解消していくように思う。

この自動券売機のユーザインターフェースは、次に述べるえきねっとに比べると、まあ、普通なのだ。結局、ディスプレイを触って、なにか作業をするということに慣れていない人は、とても使いづらいのだろうけど、毎日インタネットなどを使っていない、人たちでは、慣れろといっても無理だ。だから、人がいる窓口があるではないか。無理して、自動券売機を使う必要はないと思うのだが、この論理、おかしいだろうか。

さて、えきねっと。どうもいまいち、使いづらい。URLの最後が「aspx」なので、マイクロソフトのサーバなのだな、とわかる。ASPを使っているなら、AJAX など使えばもっと便利になるはずなのに、と思った。使いずらさの例としては、インプットをユーザが間違えて、次に進もうとする場合、エラーを表示するページが次に現われる。いったん、次のページをすべて送信してくるのだ。

たとえば私はよく人数を入れ忘れるのだが、まず、人数はプルダウンではなく、自分でキーインするタイプで、人数を入れる場所と、どの列車にするかを選択するボタンの位置が離れている。そして、次のページに進もうとすると、次のページでは、エラーなのでもとに戻れと書いてある。人数を入れ忘れるのも、デザインの悪さだし、そのインプットのページ内で、人数を入れていないことを表示すればいいのに、いったん、次のページを送ってくるのは、無駄だ。

しかも、ブラウザの「戻る」ボタンではなく、ページの中の戻るボタンしか使えない。いろいろ選択していったあと、購買の手前で、「やっぱり、他の便にしよう」とすると、いままでのインプットをすべて中止(キャンセル)し、最初からやり直さなければならない。

どうも、人がどのように画面を使うのか、熟慮されていない、と思える。Webのページなのだから、何回も変更してかまわないのだから、ぜひ、改善していただきたい。

もうひとつ不満に思うのは、JR東日本のホームページで、JR東海やJR西日本の切符を購入できるのに、紙の切符本体は、JR東日本の駅でしか入手できない。JR各社とも、こういったインターネットによる切符の購買ができるのだから、ぜひ、JR東日本のインターネットで購入した切符をJR西日本やJR東海の駅で入手できるようにして欲しい。

卑近な例では、新横浜の駅の場合だ。新横浜の新幹線改札口のそばのみどりの窓口は、JR東海のものなので、JR東日本のえきねっとで切符を購入しても、新幹線ののり口で切符が入手できないのだ。だったらJR東海のサービスを利用しろというのか?それは、本末転倒、サービスの意味が半減する。

JR各社は、一部分を除いて、交通手段として独占状況にある。飛行機なら、空を占有できないから、複数の航空会社が正当な競争をする。たとえば、東海道新幹線の線路に、別の会社の電車を走らせ、競争させるということはできない。JRの車両より、サービスや設備が充実していたり、異なる価格設定の車両を同じ東海道新幹線上で使えるなら、より良い会社の便を選び、それが全体のサービスの向上につながるだろう。

競争がない、代替案のない状況。つまりは健全な市場ではないのだ。だからこそ、JR各社はサービスの向上を本気で考えて欲しい。あのえきねっとを使っている限り、中途半端なのである。そういった細部にこそ、真実が宿るのだから。秒単位で運行しているJRなのだから、サービスの向上もできるはずだ。

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ところで、このブログは新幹線で書いているのだが、乗っている乗客の質にも、問題が多いよね。私の前の乗客は、座席の背を最大まで倒して座っている。私は座席を最大まで倒すことはしない。座りづらいからだ。私はこの最大限まで座席の背を倒して座るのを、「貧乏ずわり」と呼んでいる。飛行機の中でも、同じだね。かえって疲れるだろうに。ださいね。

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