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頼み事は忙しい人に頼め

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逆説的なようだけれど、結構この 「頼み事は忙しい人に頼め」 という経験則は役立つことが多い。もちろん、大きすぎる依頼事項を頼むのはまずい。忙しいといっても、パンク状態のひととか、パニックに陥っている人に頼むと逆切れされる。そのひとのミッションからあまり乖離しないレベルで、頼めそうなことは、そーっと頼んでみる。すると、あら。さっさとこなしてくれる。

仕事量が多いはずなのに、てきぱきと処理している。いつも自分のスケジュールを管理して、帰れそうなときは、すーっと消えてしまう。そういう人をそーっとお友だちとしてキープしておきたいものです。そういう人にものを頼んでも、自分のミッションの範囲内なら、喜んでやってくれるひとが多い。

逆に、頼んでおいても、忘れてしまうひともいる。こっちが頼んだので、まああまり厳しく怒るわけにもいかず。相手の人も悪気があってという場合は少なく、でも、忘れちゃうんですね。

頼れる人も、頼れない人も、会社の内外を問わず、たくさん関係を持っていることは、自分にとってたいへん有利です。頼れる人は、持ちつ持たれつ。相乗効果。自分でも努力して、こちらからも、そういったひとの依頼は頑張ってかなえてあげる。頼れない人を毛嫌いする必要は無く、頼んじゃダメと覚えておけばいい。ただ、向こうからどんどん頼み事を言ってきて、自分ではなにもしないひとは、要注意ですね。

いずれにせよ、処理能力があって、仕事の早い人は、仕事をさっと手をつける習慣があるから、他人の頼み事もさっさと済ませてくれるのでしょうね。

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同様な経験則としては、以前オルタナティブ・ブログの酒井さんが書かれていた、

負けが多い人は勝ちも多い

ということも、けっこう当たってますよね。これ以外に、私の経験ですと、

「トラブル・メーカーはトラブル・バスター」(私の事です!)

というのが在りまして。トラブルを起こしてしまう人には、トラブルを修復する技を身につけているひとが多い、という経験則です。バスターって、古いですが「ゴースト・バスターズ」のバスター(=ものを壊すひと)です。私は、かなりのトラブル・メーカーなのですが、その問題を修復しなければならず、泣く泣く努力した結果、「トラブル・バスターぢから」が少し付いたような気がします。だからって、私にトラブルの解決を持ち込まないで下さいね。

トラブルがあると逃げる人もいます。わるぎはないのでしょうが、はたで見ていて、かっこ悪いですね。でも私も状況を見て、やばっ、と思ったときは逃げます。

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