中島義道氏「私の嫌いな10の言葉」に同感
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先週金曜日の夜から夏休みモードに入っている。弓の弦をはずし、体を休め、頭も空っぽにしている。当たり前だが、頭を空っぽにするとブログは書けない。しかし、私の場合、夏休みを取る直前にスランプに陥り、頭はいっぱい(3gぐらい)なのにブログが書けなくなり、多くの人からアドバイスを貰った。ということで、きょうはその方法をひとつ使わせてもらう。
「私の嫌いな10の言葉」(中島義道、新潮文庫、平成18年9刷)を購入した。中島氏は哲学者で、現在電気通信大学の教授だ。内容は題名の通り、中島氏の嫌いな言葉を10個選んでエッセーを書かれている。私は10個それぞれの言葉を読んで、そうそうこの言葉、大嫌いだと同感したので、ここに記載する。
- 相手の気持ちを考えろよ!
- ひとりで生きているんじゃないからな!
- おまえのためを思って言っているんだぞ!
- もっと素直になれよ!
- 一度頭を下げれば済むことじゃないか!
- 謝れよ!
- 弁解するな!
- 胸に手をあててよく考えてみろ!
- みんなが厭な気分になるじゃないか!
- 自分の好きなことがかならず何かあるはずだ!
以上の言葉は私も意識して使ったことはない。強いて言えば、8番の言葉はこのように使う。
「胸に手をあてて良く考えてみろ。ほら、なぁんにも思い浮かばないだろう(爆!)」
もし状況がちょっとシリアスな場合に、私に向かって上のどれかを使った場合、私は「プッツーン」と切れると思われるので、充分注意して欲しい。この本の解説で、評論家の宮城哲弥氏がエゴイズムについて言及しているが、たぶん中島氏は、違うと言うだろう。ただ単に、上のような事を考え、言葉に出して言う奴が、大嫌いなだけだ。私も、単純に大嫌いだ。
あぁ、ちなみにこの本の内容は読むに当たらないと判断したので、知りません。
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