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ITの技術や方向性考え方について別の選択肢を追求します

餅は餅屋というけれど

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新年のお慶びを申し上げます。新年といえば、お雑煮になりますが、皆さんのお宅ではお餅は丸もちでしょうか、四角く切った切り餅でしょうか。これも東西で別れており、調度その 分岐点となるのが、岐阜県と滋賀県の境の「関が原」近辺になるようです。もちろん、関が原以西が丸もち、関が原以東が四角いもちになるようで、ちょうど真ん中の関が原では家によって丸もちだったり、四角いもちだったりするようです。

さてでは、お雑煮の汁というと、関東の澄まし汁、京都の白味噌が有名ですね。東京の男の人と京都の女性が結婚した場合、どうなるんでしょうね。   丸もちと四角いもち、どちらがもともとの形かというとこれはもう丸もちのようです。鏡餅は全国同じだと思いますが、もちの形は元来同じで、飾るもちも食べるもちも丸かったようです。なぜ、もちを伸して四角く切るようになったかはよくわからないようですが、一説には武士が戦場に持っていくのに四角い方がかさ張らなかったからだとかも言われます。   たしかに焼いておしょう油をつけ、のりで巻いた磯辺焼きは丸もちより四角い方が食べやすい気はします。

「餅は餅屋」と言う言葉は、「専門家に任せなさい」という意味ですが、餅屋って見たことありますか?昔は(生きた化石の私の記憶では)餅とお赤飯などを専門に商っていた店があったように思います。場合によっては、和菓子屋さんが餅と赤飯も販売する形態もありました(これは今でも見かけますね)。   いまは餅はスーパーマーケットで買う家がほとんどではないでしょうか。スーパーで買う餅は地元の餅屋ではなく、新潟など米どころで、チンするご飯なんかを作っている会社だったりします。我が家では今年はかみさんの親戚のうちで搗いた餅をもらいましたが、3っ日でカビが生えてしまいました。スーパーで買う餅だとなかなかかびません。

ひるがえって、IT業界では「餅は餅屋」というビジネスモデルがなくなってしまいました。Apple は世界最大の音楽プレイヤーの機器( iPod はそれ以上かも知れませんが)メーカーになりました。マイクロソフトはビデオゲーム機の3大メーカーのひとつです。SONY のロゴのついた一眼レフカメラができるとは思ってもみませんでした。IBM は世界最大級のSIベンダーです。

さてサン・マイクロシステムズはどうなるのでしょうか。私の2007年の予想は3つです。

1.世界最大のストレージメーカーになる。テープの需要が伸びると思っています。今さらテープなんてと思っていませんか。いまテープはロボット化しており、かつ、記憶させるスピードはHDDの2倍も速いのです。アーカイブ・バックアップのような順列データなら、テープの方が安くて早いのです。テープ新時代がやってきます。

2.世界一のIAサーバ(インテル・アーキテクチャ)のシェアを持つ。チップはAMDですね。SPARCチップのサーバもUNIXサーバとしてのシェアは伸びるでしょう。

3.世界一のセキュリティ・インフラソフトウェアのシェアを持つ(実はもうこれは実現しちゃってます!予測じゃないじゃん m(_ _)m )

あと、サンのロゴのはいったサングラスとか、どうですか。しかも、3Dのディスプレイにもなったりして。。。。

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