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ITの技術や方向性考え方について別の選択肢を追求します

IT業界における、テツのなかま

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もう、数人のオルタナティブ・ブログのブロガーの方が投稿しているので、ご存知かとは思いますが、日本のIT技術におけるキーマンのひとり丸山さん(IBM 東京基礎研究所の所長さんです)が実はテツであった事実が判明しました。イノベーションデイの2日目(7月21日)丸山さんのNゲージの鉄道模型をプログラムでダイヤを管理するデモを基礎研のミーティングルームで実験されていました。

丸山さんに限らず、オタクばかりのIT業界において、テツ(鉄道マニアのニックネーム)の割合は極めて高いのではないか、と言うのが私の推測です。実は、これは結構重要な仮定であり、テツの特性である、しつこさ、徹底的に凝る性格、プロセスにも結果にも喜びを見出すおおらかさ、など特にIT技術者に必要な資質が共通するからです(すごいこじつけだなあ)。

さあ、IT系テツのみなさん、どんどんカミングアウトしてください!コメントに、あなたのテツ度を書いてください。

かく言う私も、若干「テツ」が入ってます。テツとひとまとまりに言いますが、実は色々な派閥があります。丸山さんは模型派が入ってますね(全体像は分かりませんが)。テツの代表!「鉄子の旅」というまんがで有名な横見氏は「駅舎派」(ちなみに横見氏は日本全駅下車を日本で始めて実行された方です。なにがすごいのかは不明(笑))。「駅寝派」のひともいます。写真派、切符派、鉄道グッツ派、駅のスタンプ派、青春18キップ派、初乗り派、私鉄派(少数か?)、市電派(広島や鹿児島が大好き)、廃線派、などなど。

私は、「乗る」派というか、極々初心者で、とにかく、鉄道に乗るのが好きなだけです。ポイントは「景色を見る」です。必ず窓際席に座り、移り行く景色を眺める。これが私の趣味です。ですので、青春18切符派がこだわる、鈍行の列車に限らず、景色が良ければ、新幹線でもかまいません。あと、ちょっとだけ、車両も気になります。東海道新幹線、東北新幹線の全種類の車両には乗っています。今度のN700系はまだ乗ってませんが、なに、逃げられるわけではないので、機会を見つけて乗るつもりです。こんなことで威張っている、理由はなんでしょうか。

景色を見るのが好きなので、寝台車や夜の列車に乗るのは、いまいちです(これを書いているのも、東北新幹線Maxやまびこ(当然2階)で午後9時過ぎなので景色が見えない。といいながら窓側です。)寝台車の場合、早朝にしか見られない景色というのもありますので、そういう寝台車は別。ただし、私自身が朝はたいへんに弱いので、なかなか実現はしません。 

さらには、トンネルは嫌いです。景色が見られないから。だから、長野新幹線で、上田から長野に行く間の長いトンネルには、がまんができません。あの区間だけでも、地上のながの鉄道に乗った方がよっぽどましです。でも、地下鉄は意外と好きですね。地下鉄は基本的に道路の下を走っていますので、今、どこを走っているのだろうと想像するのは楽しいですよ。

私の場合、テツにホテルジャンキーが入っているので、私の旅行は、昼間に移動し、夕方目的地について、地元の美味しいものを食べ、ホテルを楽しむのがパターンです。かみさんには嫌われています。一例としては、青春18切符を使って、たらたらと長野県松本に行く。途中で疲れるので、甲府あたりで降りて一休みしてもOK。松本の宿は私なら、松本ホテル花月あたり(明治時代から続く名店。民芸調家具と大きなお風呂が魅力)で宿泊し、近くの居酒屋で馬刺しというのがパターンです。温泉好きな方は浅間温泉菊屋などをどうぞ(1泊2食付になってしまいますが)。

ととと。どうもオタクが入っていると、キーボードタッチが早くなって、あっという間に文章を書いてしまいました。公共のITmediaのサイトでオタクな事を書くなと言われそうです。こまったもんだ。

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