Startup Weekend その後...
エントリーがStartup Weekendの話題ばっかりになって恐縮ですが、8/22-24に初めてStartup Weekendのオーガナイザー(主催者)になったので、そろそろ自分の中でも総括をしておきたいと思います。
8月のStarup Weekend Tokyo Educationのレポートは以下のレポートがよくまとまっています。
・週末の54時間で新しい教育のカタチをつくる「Startup Weekend Education」イベントレポート(1)
・週末の54時間で新しい教育のカタチをつくる「Startup Weekend Education」イベントレポート(2)
・週末の54時間で新しい教育のカタチをつくる「Startup Weekend Education」イベントレポート(3)
ちなみに、こちらのレポートが掲載されているMAKE●2020というサイトは、私がStartup Weekendで初参加、初優勝したとき(チームメンバーとして)のメンバーの児島さんが昨年某一部上場の企業を辞めた後に立ち上げたメディアです。
これまでSWには参加者として計3回参加し、1回はピッチ通過してチームを率い、残りの2回はピッチは落ちたものの参加チームで優勝を飾ることが出来たわけですが、
そもそも、Startup Weekendの名のとおりこのイベントは本気で起業したい人たちが、54時間で本気で自分達のサービスとビジネスモデルを構築するイベントです。
なのに、私はまだ起業に踏み切れていません。サラリーマンとして会社に残っています。
なぜか?
それは、志し高く自分の夢を追い求めているスタートアップスの方々を応援できる人たちが大企業の中にも必要と考えているからです。
国内の企業の数は約420万社でそのうち大企業の割合は0.3%の1.2万社です。ただ、GDPに占める大企業の売り上げ高は約50兆円の47%。中小企業の売り上げ高合計の方が僅かに多いですが、1社あたりの売り上げで考えればその差は歴然で、国内で大企業と取引をせずにビジネスを拡げていくのはほぼ不可能なことと思います。
ただ、その取引も大企業の下請け、孫請け、曾孫請けという関係で、起業したときは夢があっても、運転資金をショートさせないようにやりたくもない受託開発を引き受け続けないといけなくなってしまうようなスタートアップも多かったのではないでしょうか。
ただ、最近ではスマートニュースのように未だ売り上げが立っていないようなところに、大企業が投資をしたりするようなことも増えてきました。流行り、金余りというところもあるかもしれませんが、大企業の中にもスタートアップに理解がある人が増えてきたことで、本当に自分のやりたかったことに専念できるスタートアップスも出てきました。
私も、今所属している会社の中で、多くの社員や経営層にスタートアップの方々の想いや熱量の高さ、魅力を伝えて、長期的な視座で併走できるような関係を構築していきたいと考えています。そのために、今回、オーガナイザーとして社内のスペースでStartup Weekendを開催するために奔走しました。
なので、Startup Weekendには起業を本気で考えている人に加えて、ぜひ大企業に勤めている方にも参加してもらいたいと考えています。そして、自分で起業もするもよし、大企業の中でまだやることがあるのであればそれをつきつめると共に、社内で出来ないことも社外のスタートアップスの方々と一緒に連携して実現できるように、良いパートナーや仲間を見つけてもらいたいと考えています。
ちなみに、前回のStartup Weekend Tokyo @ Softbankで一緒に戦った仲間とは、今でも連絡を頻繁に取り合って、日々サービスを改善しています。サラリーマンなので副業はできませんが、自分の本業で得たノウハウや経験を元にお手伝いをさせてもらっています。
■Startup Weekend Tokyo @ Softbank優勝チーム
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リーダーの新井さんは昨日法人登記を完了して、年末までに月間100万PVを目指しているということですので、ぜひ皆さまも応援してくださいね。