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中国のオフショアビジネスの成長率が鈍化へ(半年で成長率が2/3に)

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おはようございます。吉政創成の吉政でございます。

BCNの9月3月号P19に記載されている調査データによると、2012年1月から6月期の日本を含む中国国外からの受託額の前年同月比が2月が27.7%増だったのに対して6月には17.7%に落ち込んだそうです。半年で伸び率が2/3になったということです。この期間においてはまだ伸びている感じですが、今年後半の数字を見れば、この数字はマイナスになっていてもおかしくないように個人的に思います。特にソフトウェアのようなその後の瑕疵やメンテナンスが発生するビジネスを中国に発注するのはちょっと怖いですよね。その場で現金取引のような売買ならまだ安心かもしれませんが、少し様子を見たほうが良いように思えます。それにハード以上にソフトはコピーしやすいですし、、実際にはどうなんでしょうか。。

調査記事は中国のソフトウェアビジネスは情報サービス産業全体の成長率が26.2%であるのに対して、ソフトウェア産業の成長率が11.7%ということもあり、ソフトウェア産業の成長率が伸びが緩やかであることが記載されています。これは人件費が安いインドやASEANにオフショアが流れているからだそうです。

以前も別のブログで書きましたが、インドのGDPは調査データによっては2050年には世界1位になるとシミュレーションしている銀行もあり、個人的にもインドに注目しています。

もし、インドにオフショアを検討されている方がいましたら、弊社のお客様であるシンクパーム・テクノロジー社にお願いいたします。

シンクパーム・テクノロジー
http://www.thinkpalm.com/jp/

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