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キューバでLinuxが白熱している理由

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皆様、こんばんば。吉政創成の吉政でございます。

以下がGoogleAnalyticsのグラフです。グラフの通りキューバではLinuxがダントツで白熱しています。ちなみに、日本は世界9位です。

Cuba_linux_20120404

皆さんに見てほしいのは右側の世界地図のほうです。
何かに気が付きませんか?

ホットな国は比較的反米的な国が多いです。
MSの母国、米国製の製品は安全保障上使用しないということだと思います。

そういえば、中国は国家施策としてRadFlagという国産Linuxを推奨していますし、キューバはNOVAという国産Linuxが有ったりします。

こんな記事もありました。(4年前のコメントです)
※引用:slashdot

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キューバの情報科学大(University of Information Sciences) フリーソフトウェア学部(School of Free Software)学部長のHector Rodriguezによると、昨年キューバで販売されたコンピュータの20%がLinuxだという。「今後5年のうちに50%はLinuxになると思うよ」とも。
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国産技術を愛国心から支援するのではなく、明確な理由を持って支援するのはとても重要だと思いました。これは国内市場的にも安全保障的にもという意味です。
スクラッチで国産ソフトを作るのもいいですが、OSSを活用することで、短期間で国産のパッケージを作れる手段はとてもいい方法です。

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