「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　「履歴書の正しい書き方、効果的な書き方とは？」（@IT自分戦略研究所）
　生きざま番長が書いておられる記事です。
　僕は以前採用を担当していた関係上、新卒、中途採用を含めて履歴書を拝見する機会が多くありました。その中には、履歴書だけで「不採用」と言わざるを得ないものも少なくありませんでした。
　不採用になってしまう履歴書の多くは、スキルではなく履歴書の書き方に問題があったように感じます。
　字が上手かどうかではなく、丁寧に書いているものは人柄を感じます。この履歴書に、真面目に取り組んでいただいているということを感じるわけです。あと、抜け漏れがあるのは問題外ですね。ハンコが無かったり、電話番号が抜けていたり。細かいようですが、最初はそこでしか判断できないわけです。「履歴書もちゃんと書けない人に、仕事をお願いしたくない」と感じるのは自然だと思っています。
　また、就職活動をしているとやむを得ないのかも知れないのですが、履歴書の日付が2ヶ月も3ヶ月も前だと「あちこちで落ちているのかな」と感じてしまいます。面倒だとは思いますが、書き直すほうが良いように思います。
　そして志望動機。人材紹介会社で紹介されると難しいかも知れないのですが、その会社について可能な限り下調べして、興味を持った点について書くと良いと思います。「貴社の将来性」がいちばんぼやけているように思います。履歴書のサンプルに書いているような文面も良くないですね。どんな小さなことでも、「うちのサービス、うちの商品を理解しているな」と感じるような文面が良いですよね。
　
　履歴書はその名の通り、自分自身の「履歴」であるわけですね。学歴、職歴といったことを中心に、自分自身がどういうことをやってきたのかを表現する場です。
　最近はいろいろな点から、面接の際に「家族のことを聞いてはいけない」とか「出身地は聞かない」といったことになっていますが、自分が説明したいことは書いても良いのだと思います。
　
　僕が最後に転職したときは、自分が書きたいことを書くために自分でフォーマットを作成し、横型にしたことを覚えています。