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3年後にWindowsはなくなっている?

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@ITで、セールスフォースのロビンソンCOOが、「ウィンドウズは3年後になくなっているだろう」というコメントが掲載されている。要は、SaaS、つまりWeb上でのソフトウェアが、OS上のソフトウェアの市場を破壊する、という一連の主張である。

セールスフォースCOO、3年後にWindowsはなくなっているだろう 2006/7/26  「マイクロソフトは死に体だ」、こう過激な発言をするのはオンデマンドCRM「Salesforce.com」のCOO フィル・ロビンソン(Phill Robinson)氏だ。同氏は、Writelyやnumsumといったオンデマンドサービスの台頭によって、近い将来にMicrosoft Officeシリーズが駆逐され、マイクロソフトに大きなダメージを与えるだろうと予測した。
セールスフォースCOO、3年後にWindowsはなくなっているだろう − @IT


ワープロや表計算のようなビジネスソフトは、確かに1-2年後には、完全にWeb型が主流になると思うが、パワーポイントのようなプレゼンソフトや、イラストレーター、フォトショップのような画像、動画を加工するソフトについては、回線速度にもよるので、それほど一気にSaaS型に移行することは難しいように感じる。だから、OSの存在感が3年後にそこまで喪われるかどうか、という点については僕には確信がない。だが、実際日々のコンピューティングにおいて、ブラウザ以外のソフトウェアを使う割合は年々減っていっているのも事実だ。


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ちょっとセールスフォースの過激さにあてられて、ちょっとした予言をすると、3年後には企業の業務システムのほとんどはSaaS型企業のサービスを使って いるだろう。また、楽天は現在のオンラインモールの運営を止めるか大幅に縮小して、別のビジネスモデルを選択しているかもしれない。(あくまで個人的な見解です)

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