オルタナティブ・ブログ > 熊谷修司の最高のチームを創る >

組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

小野伸二という天才

»

日本のサッカー界で「天才」と呼べるのは小野伸二だけ、とよく言われる。実際にプレーを見たことはないが、技術やセンスは誰がどう見ても卓越している。

その天才をチームに移植した野々村社長の狙いは「若手に未熟さを自覚させる」だった。「技術やセンスではかなわないでしょ」を悟らせ、「じゃあ、自分がプロの世界で生き残るにはどうしたらいいの?」と考えさせ、努力させる環境を作った。

若手が「小野伸二さんとは、一緒に練習するのが嫌になる」というほどのレベル。

自分の役割を理解していた小野は、惜しげもなく自分の技を見せつけた。試合に出る時間は少なかったが、試合でプレーする以上のインパクトをチームに与えた。

コンサドーレ躍進には、若手の成長が挙げられるが、それは「天才」が目の前にいたから。

ペトロビッチという名将、小野伸二という天才をクラブに連れてきた野々村社長の戦略は大正解だった。

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する