オルタナティブ・ブログ > 坂本史郎の【朝メール】より >

ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

10年後の現実を創り出す方法

»

おはようございます。

曇り空の朝です。暑くも寒くもなく快適ですね。

===ほぼ毎朝エッセー===

10年後の現実を創り出すにはどうすればいいか?

このようなこと考える中、「10年間かけて、どんな夢でも現実化してあげますよ。言ってみなさい」と、悪魔にでもささやかれような気持ちがしていました。会社というのは、それだけのポテンシャルを持ちうる仕組みです。そして、今のe-Janネットワークスはすごい夢が現実化できる場所にいます。

ところが悪魔の問いに、「うう~ん」と、即答できない自分がいるのです。あれもこれも実現したい。でも、そこに行く道筋がよく見えない。道筋が見えないことは宣言できない。見えない枠を自分にはめているのです。「人は自分の殻が破れない」。これを改めて認識してしまっていました(笑)。

さて、先週の金曜日に「Company History in English」レクチャーをしました。対象は若手社員、外国人社員が中心でした。インドでも2月に実施して好評だった内容のものです。その中で、改めて、自分が新入社員時代から連綿とやってきたことを思い出しました。

  • email、携帯、スマホのような新しい通信手段と使い方を普及させることに腐心してきた
  • 日米のビジネス手法の違いに疑問をもって以来、組織の理想形を追求している
  • 国際的な交流の中から様々なヒントをもらっている

この3点が、私が社会人となってずっとやってきていることでした。これからの10年も変わらないでしょう。展開の主軸が見えてきました。やはり、人と情報共有するのは自分へのヒントですね。

・email、携帯、スマホのような新しい通信手段と使い方を普及させることに腐心してきた
→新しいガジェット、デバイス、その使い方に提案を続けるでしょう。
→VR、大画面精細テレビ、音声、ナビ、腕時計、まだまだやることはあります。

・日米のビジネス手法の違いに疑問をもって以来、組織の理想形を追求している
→「理想組織は健全なビジネスが創る」は、ここから来ています。
→多様性、柔軟性、テレワーク、人事制度など、やるべきことはまだまだあります。
→人の幸せな働き方を、自ずから実験しながら追及できる組織で行きましょう。

・国際的な交流の中から様々なヒントをもらっている
→日本で売れるままの形では海外では通用しない様子です。
→どういう形だったら売れるのか?だからNinjaConnect?あるいはB2Cに戻る?
→ヒントは多様なお客様からもらい、そこへの汎用解にビジネスがある。
→アジア、インド、欧州、アメリカ、中東、アフリカ。まだまだ世界は広いです。

「社会に貢献できる自分たちが愛せる製品やサービスを創り込む」こと。そしてそれを「徹底的にマーケティングする」こと。これらを通じて社会に製品やサービスが認められます。社会に必要な製品やサービスは、社会が大きくして維持してくれます。そこに身を任せれば、売上は必然的に伸びていきます。「会社の大きさは社会が決める」です。

このようなことを継続した結果、10年で何が達成できるでしょう?

  • 世界で売れるIT商材を持つ
  • そのIT商材は社会に貢献している(通勤ラッシュや渋滞を軽減する)
  • 結果的に誰もが知る重要かつ有名な企業となる
  • その企業は100年200年と継続する

本国のポリシーで解約されたTグループやSグループの案件を全世界で取り返しましょう!日本国以外の政府機関でも広く使われるだけの信用力を持ちましょう!世界的なITでのオピニオンリーダーになりましょう!

唐突な夢物語では、自分自信が騙せません。突然の路線変更はできないものです。でも、一番騙しづらい自分をも騙すことができる段階になれば、「夢が現実化している」と呼んでいいと思います。このように10年後の現実が出来上がっていくのだと考えています。

Comment(0)