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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

「会計の世界史」良書です

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おはようございます。

暖かくなってきています。15.5℃@5.05am。

===ほぼ毎朝エッセー===

ちょっと前ですが、Tさんの日報のGood Newsにありました。

* 先週、往復の通勤で「 会計の世界史」(田中靖浩著、日本経済新聞出版社)を読み終えました。ベネチアからフィレンツェ、オランダ、イギリス、アメリカと経済の変遷と主役の交代に伴い、あるいは時代の要請により、会計がどのように変遷し、変貌と遂げてきたかを具体例を挙げて解説してくれています。500年の間にはさまざまな出来事があり、簿記から財務会計へ、取得主義から時価主義へ、さらに管理会計やコーポレートファイナンスの誕生等、興味深い、かつ知っておくとお得な情報が満載です。ぜひ、手に取ってみてください。


これを読んで、さっそく本を注文して自分も読み始めたのですね。ゆっくり読み進めているのですが、なかなか面白い本です。歴史上の人物とその人が活躍した時代背景。そういったことから、会計がどのように進化してきたかを面白く読み物にしています。

特に今、会社の会計を「きちっと」したものにするという活動をしている中、その「きちっと」させなければいけない理由が歴史からわかるような気がします。会計とかでは、「それはそいういうルールだから」と頭ごなしに教えがちです。

ところが、この本を読むと今までどういう事件や背景があり、会計がどのように進化をたか。このようなことが、順番に理解しやすく書いてあります。そして、ルールが何のためにあるのかが妙に納得できるようになります。

経理・会計・財務などの方々にもお勧めですが、会社を経営していたり、会社経営に興味のある人には面白い読み物なのではないかと思います。お勧めです。会社としても数冊購入して回し読みする価値があると思います。3冊くらい購入してe-Janライブラリーに設置しておきましょう。

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