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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

「お金を払うのだから偉い」という大人になってはダメです

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おはようございます。

13℃@5.15am。朝夕はちょっと肌寒いです。

===ほぼ毎朝エッセー===

ダボハゼ経営という言葉があります。

その昔、旭化成が繊維不況の際に事業を多角化した、その何にでも食いついていく様がダボハゼに似ているということから名付けられたのでしょう。

ビジネスの創業時も似たような状況があります。何にでも食いつかなければいけない。だから、お金になりそうなことであれば、色々と食いついてみるのです。ところが、ダボハゼをやっていると、怪しい案件やら、支払ってもらえない案件やら、不良なビジネスやお客様との付き合いも増えていってしまいます。

お金をもらうためには質の悪いビジネスでもつきあう、つまりは自己卑下すらしてしまうことになるのです。自己卑下をしていれば、そういう人が寄ってきますよね。そういう人が寄ってくれば、ついには反社会的勢力も寄ってきてしまいます。類は友を呼ぶです。

それなので、CACHATTOを始めたときに、自分で決めたのが「お客様を選ぶ」ことでした。自分が一流でもないのに、一流のお客様としかお付き合いしないのだと決めたのです。如何にも身の程知らずですよね。でも、長年経って見ると、結果的にはいいお客様に選ばれる製品になっていきました。

自分たちを一流とするのであれば、お客様とは言え、望まないことには一線を画す。これには勇気が要ります。ただそれを続ければ一流のお客様や関係者が寄ってきます。立場を利用して無理難題を行ってくるお客様がいたとしても、そこには低位の姿勢で巻き取られない。やはり正論で通します。静かなお客様がいたとして、それを利用するのではなく、あくまでも丁寧にお付き合いする。

「お金を払うのだから偉い」という、低い考え方の人とはお付き合いする必要はありません。その代わり、自分がお金を払う立場だから、自分が上位にいるなんて勘違いするような恥ずかしい人になってもいけません。

ある目標に向かったことを実現するために、自分ができないことはお金を使って他の人にやってもらっている。お金を使うというのは、そういう運命共同体なのだ、という意識でいることが、正しいお金に対する考え方なのでしょう。

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