オルタナティブ・ブログ > インフラコモンズ今泉の多方面ブログ >

株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。

北九州市の商業ビル運営会社が220テナントにオゾン発生装置を導入

»

2020/9/12付日経報道から。

コロナ退治期待 220テナントにオゾン装置 第一交通、無償で

福岡県北九州市に本社を置くタクシー、路線バス、不動産事業などを行う第一交通産業は、運営する商業ビルのテナントに、新型コロナウイルスの不活性化(感染力の減少)を期待できる低濃度オゾン発生装置を導入したと発表しました。

220店はスナックやクラブなど接待を伴う店。同社が北九州と福岡の繁華街に所有する11棟のビルのテナントに順次導入した。

追記。

第一交通産業グループが今年4月(ずいぶん早い時期です)に、同社のタクシーに低濃度オゾン発生器を導入して新型コロナウイルス対策をしたことが、同社のプレスリリースで発表されていました。おそらくこの導入が成果を挙げたことから、同グループが運営する商業ビルテナント220軒にも導入されたものと思われます。

また、上記のニュースの大元であるプレスリリースが見つかりました。これに各テナントで導入されたオゾン発生器の写真があります。

[解説]

低濃度オゾンとは人体に安全な0.05ppm〜0.1ppmのオゾン。オゾン発生器がこの濃度のオゾンを発生するコントロール機能を備えていると、比較的容易にこの濃度を実現できます。
オゾンO3は、酸素O2にもう一つのO分子がくっついたもの。しかし不安定で1つのO分子が離れて酸素O2に戻ろうとします。このO分子が細胞膜を溶菌する効果があり、殺菌・除菌に効果があります。同じ原理で、新型コロナウイルスを包むタンパク質のエンベロープを破壊するため、新型コロナウイルスが不活性化(=感染力が低下)します。

オゾンは気体であり、空中を浮遊する新型コロナウイルスに効果があるだけでなく、テーブルの表面や裏面、ドアノブ、壁面などに付着している新型コロナウイルスを不活性化する効果があります。

不活性化効果は、オゾンの濃度とウイルスへの曝露時間の掛け算で表わされる"CT"で決まります。

藤田医科大学がその関係を医学的に確認し、世界初のエビデンスとなりました。(リンク先参照)

関連事項は先日書いた以下の投稿でまとめてあります。
新型コロナウイルス感染力を激減する低濃度オゾン:情報整理2020年9月

Comment(0)