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IT業界につとめる「雑貨屋(なんでも屋)」が、業界の事、情報セキュリティの事、趣味や日々雑感を綴っていきます。お暇な方はおつきあい下さい。

094.派遣社員の憂鬱②

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 佐藤@IT雑貨屋です。
 四月になって、桜本番になると思ったのですが、毎日冷え込みが厳しく、どうも花見という気分にはなり難いですね。

 このブログの更新も、最近は続くようになってきましたが、果たして何時までこの更新ペースを続ける事が出来るのか。これは私自身も解りません。

 という事で、今回の記事も、お時間のある方はお付き合い頂けたら幸いです。

 さて、派遣社員というのは何かと憂鬱な事が多いものです。仕事場がお客様先でそこに常駐する事。またコスト削減のなか、即戦力として期待されている事から、そこに憂鬱の要因があると言っても、あながち間違えでは無いと思います。

 今回はこの「即戦力としての期待」という観点から、この少し憂鬱な事について、今回は自身の経験から書いてみたいと思います。

◆独学の力
 私はこの業界に入り、長い間、業務系のシステム開発に携わってきました。それは販売、給料、顧客管理システムを中心としたシステムの開発で、当時はネットワークの仕組みなんて「繋がって当然」程度の知識しかありませんでした。
 しかし今から十五年程前に、客先常駐で派遣されたのは大手通信キャリア。しかもサービス企画の業務。事前に社内で確認しても「LinuxとSQLが解れば大丈夫」と言われていたのですが、そんなものは役にも立ちません。任されたのは通信機器のサービス開発業務という事で、それにはTCP/IPやらSIPと言われる通信プロトコルの知識が必要でした。
 基本的に派遣社員には研修というものはなく、そこは自助努力の世界なので、私は様々な手を使い、必死に業務に必要な情報を頭に叩き込んだ事を今でも覚えています。

 通常、新入社員であれば、それこそ手厚い研修制度もあり、業務に必要な知識というのは教えられます。また正社員の部署移動であれば前任者からの引き継ぎ等がありますが、派遣社員の場合、手厚い研修を望む事は難しいケースが多いと思います。派遣先の社員からは「解らない事があったら質問して」と言われますが、大抵の場合、その社員も業務に忙しくそれほど時間を取ってもらうことは困難です。

 ここで問われるのは「独学の力」です。

 私の場合、初めに入社したシステム開発の会社で、そこの社長から口酸っぱく言われたことがあります。それは。

「安易に人に質問するな。開発者なのだから、質問するにしても、要点をまとめて聞きたいポイントを端的に聞け!」

 という事でした。
 実はこの教えられた「質問する姿勢」には、この業界で仕事をする上で、かなり私自身助けられてきました。

 私の場合、今までの経歴上、仕事で技術的な事を質問される事があっても、私から質問する人は社内に居た事がありません。解らない事があれば、当時はインターネットなど無かったので、ひたすら秋葉原の技術専門書のある本屋に通い、洋書を含めて資料を漁ったり、数少ない知人の有識者に聞くしかありません。

 おかげて技術専門書の洋書に関しては、声を出して読めませんが、大体意味は把握できる様になりました。

 今ではインターネットでGoogleを使って検索すれば、大抵の事は書かれてるサイトがありますので、ある意味、良い時代になったと思います。
 こういったネット等の環境を上手く利用しながら、場合によっては、人間関係を上手く作り、その上で独学で必要な知識を短期に学び吸収する力が、派遣社員には必要だと私は考えています。

 ある意味で派遣社員として、様々な現場で仕事をする上で、常に新しい事を独学で学ぶ事は必須要件だと想います。

 しかしこれが中々難しい事でもありますし、やはり派遣社員にとっては憂鬱の種になるのではありませんか?

 ここまで読んで頂きありがとうございます。
 IT雑貨屋をこれからもよろしくお願いします。

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