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IT業界につとめる「雑貨屋(なんでも屋)」が、業界の事、情報セキュリティの事、趣味や日々雑感を綴っていきます。お暇な方はおつきあい下さい。

008.【お題】2011年のトレンド-クラウドかなぁ・・・

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 NHKドラマ、「坂の上の雲」。この間の日曜日の夜は久しぶりに晩酌をしつつですが見入ってしまいました。タイトルは「203高地」でしたが、第三軍司令官の乃木大将の苦悩や総参謀長である井上大将の苦悩、そして連合艦隊参謀の秋山真之の焦りなど、見ていて真に迫ってきましたね。
 忘れがちになってしまいますが、こういった先人の苦労の上に、今の日本という国は存在していたんですよねー。いやいや、、、様々感慨無量です。

 そんな事を考えている、佐藤@IT雑貨屋です。

 さて本日の記事ですが、「2011年のトレンド」のお題で少し書かせてもらいたいと思います。
 本年のトレンドというのは、世の中を見回すと様々なモノがあると思いますが、私自身のトレンドとして、仕事の中で感じた事から選ぶと・・・「クラウド」です。

 ここのブログを見ている人は「クラウド」と言えば、もうその内容は十分に理解されていると思いますが、自分自身の振り返りの為に少し説明すると、「クラウド」の正式名称は「クラウドコンピューティング」というもので、2006年にGoogleのCEOであるエリック・シュミット氏が最初に提唱したとされているんですよね。しかし内容としては明確に定義された意味というのはあまりないようで、共通するものとしてはインターネットを利用するという事だけの様です。

 だからでしょうか、いわゆる「オレオレ・クラウド」と呼ばれるものもあるようで、これは今までホスティングサービスと呼ばれていたものを「クラウド~」という名前に変更しただけ、という様なものを指します。こういうモノもある事から、実は市場の中でもクラウドという言葉ばかりが先行している様な感じかもしれません。

 クラウドサービスとは大まかに言えば、インターネットを介してコンピュータのハードやソフト、データ管理などがサービス利用料(一般的には月額)を支払う事で利用できるものを言います。(おもいっきり大雑把な話で恐縮ですが)

 いままでの場合、システムと言えばハードやソフト等は自分自身で資産として保有して管理するというシロモノでしたが、このクラウドにより、そういったものの多くは利用したい時にお金を支払って利用するものになっていきます。(モノからサービスへの変化とでも言いましょうか・・・)ですから、必要な時に必要な内容で利用するという形へとシフトをしていく様です。

 この変化とは結構インパクトのあるもので、例えばシステムの販売業者などはハードウェアに幾ばくかの上乗せをしてビジネスを行っていたりしたものが、このクラウドにより、言葉は悪いですが「中抜き」をする事が出来なくなってしまいます。要はビジネスモデルとして変更を余儀なくされるという事ですね。

 システムを開発する側からしても、今までは無形物ながらもシステムというのは「モノ」という意識から、提供するサービスといった意味合いが強くなるのではないでしょうか。

 そして何故このクラウドを私自身、トレンドとして取り上げたかといえば、本年一年間、仕事の中で一番耳にした言葉だからです。

 クラウド自体、2009年頃には既に一般的に提唱されていたものでしたが、本年3月に発生した東日本大震災により、BCP(事業継続計画)に関連して急浮上した観がありますし、最近のスマートフォンやノートパッドの普及に伴い更に注目度も上がっているようです。

20111212.jpg かくいう私もこのブログ記事を、以前にもご紹介しましたが通勤の行き帰りの時間を利用して書いています。そしてツールは「NEC Life Touch NOTE」と併せてEverNoteを利用していますが、これも立派なクラウド利用ですね。

 そういえばリソースをサービスとして利用料金を払って使うといえば、既に過去、汎用機などの時代でもあったような考え方であったように記憶しています。CPUの時間貸しのようなもの、過去にありましたよね。そういう点ではクラウドというのは「昔から存在していた考え方のリメイク」かもしれません。

 でも考えてみればすべてのトレンドというのは、そういうモノであるのかもしれませんね。

 ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
 これからもよろしくお願いします。

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