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オープンソース系パッケージソフトウェアベンダーの社長のブログ

流血事件:凶器はハードディスク

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 先週金曜日に、自分のノートパソコン(MacBook Pro)のハードディスクドライブが故障し、書き込みエラーが頻出するようになってしまった。急ぎ、代わりのHDDを注文。月曜日午前中に到着し、換装開始!スムーズに完了!旧ドライブからのサルベージも成功!ついでに容量も4倍に!めでたしめでたし!

 …となる筈だったのだが、ここで一つ大きな問題が。HDE(当社)では一昨年からISMS認証取得準備を進め、昨年末めでたくISMS認証を取得。現在もなお、いわゆるPDCA(計画、実行、チェック、改善)サイクルを鋭意回転中である。

 その中で整備しつつあるのが情報資産の廃棄プロセス。CD-RやDVD-Rなどのリムーバブル媒体の廃棄方法もまさに定義し運用を開始したところなのだ。

 しかしながらここで問題が。当社のルールでは、2.5インチのSATAディスクがノートPCから取り出されるようなことはそもそも想定していない(PCは想定している)。かといって、ISMS委員長として無駄に意識が高まっている私には、そのドライブを放っておくことはできなかった。

 そこで周りにいる人と話し合ったところ、手で物理的に破壊すればいいんじゃない?ということになった(この話は失敗談なのだが、ここの意志決定がたぶん根本的に間違っている)。

 トルクスねじをいくつか外してふたを開け、ふつうのフィリップスねじをいくつか外すと、あっけなくプラッタ(情報を記録している銀色の円盤)開帳!

 恥ずかしながら私は、PC歴何十年とか吹いてる割にハードディスクドライブの中を覗いたことがなかった。プラッタやヘッダの存在は認識していたが、それはDOS/Vマガジンのカラーページで得た机上の知識だった。そんなわけで、なんとなくハードディスクの中では、フロッピーディスクの中に入ってる茶色い円盤のようなものが回ってるんだと勘違いしていた。ああ恥ずかしい。

 そんなわけで、一番上にあるプラッタはプラッタを保護する金属板か何かではないかと勘違いしてしまったのだ。で、プラッタを手に取り、結構厚いなー、あれ、でももう一枚あるぞ?とか言っているうちに、パリン!と音を立てその板は割れた。おー、これはやばいなー、掃除面倒そうだなーと思っていると、自分の手から鮮血が滴り、床に赤い染みを作っている。プラッタは確実に不可逆的な形で破壊されたが、作業としては大失敗…飛び散った破片が誰かの目に入ったいたりしたら、とか考えると、思慮が浅かったとしかいいようがない。

 えーと、情報漏洩防止のためにハードディスクドライブを手で破壊しようとするときには、無理せず専門家に任せましょう。2.5インチドライブだからといって侮ってはいけません。経営者は(労災保険の特別加入をしない限り)労災が適用されませんので、全国の社長さんや起業家はできればハードディスクには近寄らないぐらいがよいと思います。

 ちなみに、ハードディスクドライブの物理的破壊について検索してみると、以下のようなページが出てきました。釘を打ち込んで破壊する機械が存在するようだ。

> >あれ、見た目や手触りでガラスってすぐには分からなくて、つい手で曲げようとして力を入れたら手の
> >中でパリンっって行くんだ。
> 
> 実際に流血するわ、破片は飛び散るわでさんざんな目にあった。
> #もちろん経験者

 読んでから試せばよかったよ…

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