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夏目房之介の「で?」

先生との対錬

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今日は李先生の講習会。走圏をしていると先生が「君は疲れている。ハードに練習して、ゆっくり休みなさい」といわれた。後半、対錬になって、しばらくして珍しく対錬相手に呼ばれた。僕のような年寄りで軽量で小さい相手だと、下手をすると傷つけてしまうのでやらないのだ、と途中でいわれたが、それはそうだろう。が、なぜか今日はこれまでになく長時間にわたって相手をさせられた。もちろん手も足も出ないで先生のやりたい放題になるのだが(それは僕でなくとも誰でもそう)、以前よりは少し動けるようになった。まず、できるかぎり中正を守り、何とか無理にでも先生の近くや側面に移動し、足を先生の両足の間に入れるなどの工夫をしてみる余裕がでてきた。ひたすらやられ続けなのだが、先生の流れるような動きに合わせていると、ちょっと気持ちがいい。それと、ツボを押さえられると、程度によって気持ちよかったり、痛かったりするのだが、本気でやると気血の流れを破壊できるんだそうだ。非常にありがたい練習ではあったが、ただ、ものすご~~く疲れた。もうヘロヘロ。いい経験をしたけど、明日は筋肉痛かもしれない。こりゃよく眠れるかもね。

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