オルタナティブ・ブログ > きょこ コーリング >

広報・マーケティングを中心に、ソーシャルメディアそしてアプリなど、マーケッターの関心事を綴ります♪

3年で辞めてもいいのでは?辞める勇気も大事

»

会社を3年以内に辞める若者が多い、3年で辞めない転職を!みたいなことが言われていますが、入った会社の状況によっては、3年以内での退職もありではないかと思います。もちろん3年以上勤務できるような会社を探すことも必要だと思いますが、入ってみなければわからないこともあると思うのです。なお、最低限事前にチェックしてほしいのは以下の事柄です。

  • 事前にインターネットの匿名掲示板でも内情をチェックする。就職・転職サイトの先輩の声だけを鵜呑みにしない
  • 友人知人のネットワークを駆使してできる限りの情報を集める
  • BS/PL、株価をチェックする
  • 頻繁に大量に採用していないかどうか、チェックする(社員数が急増していないのに、いつも募集している会社は、大量に辞めている証拠です)

働いてみたら理想とは違った、苦手な人がいた、という状況で辞めてしまうのは反対ですが、(この手の理由で辞めると、次の会社でも同じことが起こります)、もともと起業するつもりでベンチャー企業でノウハウを身に着けようとか、いろいろな職種を経験しておこうという理由の退職は確実に「あり」だと私は思います。

それから、平社員の給料をあげずに役職だけつけて、「あなたは管理職だから残業代なし」とか、マスメディアではもてはやされている新進気鋭の企業なのに、社員に対しては非常に過酷な扱いをするというところもあると聞きます。

ある知人は、それでも無理に我慢をして働き続け、体を壊してしまいました。また別の知人は辞めようか、耐えようかと悩んでいたら家族が「今辞めても、1年無理してがんばって辞めても、どうせ辞めるのだったら今でいいのじゃない?」と後押しをしてくれ、すっぱりと退職、体を壊す前に次の会社に移れたとのことです。周りの後押しがもしも、なかったとしたら、自分で自分の後押しをしてあげてもいいのではないでしょうか?

もし、やたらと残業が多い、友達と会う時間がない、習い事をする時間もない、出会いも全然ない(これ、笑い事ではなく、重要です)、お給料は安いのに、使う暇がなくて貯金が増えていく、健康も害しそうだ、仕事のせいで体調がすぐれない・・・などの兆候があるのであれば、一度冷静に自分の環境を見つめなおしてみることも必要かもしれません。

(注)外資系IT企業の場合は、会社側から解雇されるケースが多いので(以前もブログで書きましたが、私も経験していますし、外資系ITの友人もたいてい一度は経験しています。別に能力に関係なくそうなるので、解雇された後次の会社で優秀な成績を残したり、よいポジションにつくケースも多いです)、辞める勇気という話は当てはまらないかもしれませんね。

最後にちょっと自分の話になってしまって恐縮なのですが、うちでは、下働きからがんばってくれる人を募集しています。もちろん過酷な残業はありませんが、スタートしてまだ1年たたないので、とにかく雑多な用事がいろいろあったりします。IT業界が好きで、自分でいろいろ仕事に工夫をしていきたい、裏方としてお客さんのビジネスを盛り上げていきたい、という人がいましたら、ビーコミュニケーションのWebサイトから問い合わせフォームを使って連絡をいただけたらうれしいです。アルバイト、外部協力者(執筆、翻訳、デザインなど)も引き続き探しています。今年はいろいろとおもしろいことをやっていこうと思っています。

Comment(7)