外国人と会話すると楽しい3の理由
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海外出張や旅行をすると見るものに対して、いやおうなしに見慣れなく、楽しく感じることがあります。
でも、なんで楽しいんでしょうか?
その楽しい3の理由を以下にまとめました。私はこの3の理由があるから、いろんな人と会いたいと思います。
1.民族多様性 - 人と違うことが楽しい
例えばカナダという国を見ると、移民によって構成されている影響で、異なった文化や歴史、習慣が持ち込まれながら国家を形成してきました。
相手のことが分からないことが前提になっているので、互いに意見を交わし、その違いを掘り下げていくところから会話がはじまったりします。
だから、自分が他人と違う意見をもっていることは当たり前のことで、相手も自分とは違う意見を聞きたがっています。
日本で暮らしていると、知らず知らずのうちに世間の目を気にします。大人しく振舞う空気に流され、会議でも意見を引き出すというよりは、協調している自分に気づくことさえあります。
日本の常識(?)である協調は美徳、というのは忘れたほうが楽しいです。人と違うことこそ美徳であり、楽しいところです。
2.創造性 - 何でもないモノに興味が湧いて楽しい
創造性という言葉ほど、定義が広い言葉はありません。私は国籍、業界、職種の垣根を越えたコラボの末、何かを生み出すことを創造性だと感じています。
例えば外国人の視点から自国の歴史を聞くときほど楽しいものはありません。
ヒストリーチャネルにこんなのがありました"Six Things You Should Know About Tokyo"徳川幕府230年にも及ぶ長い期間、日本人だけで日本文化を創ったなんて意識は普段できないはずです。
外国人からこんな質問を受けたことありませんか?
- 日本には紙の扉があるって聞いたけどほんとかい?
- なぜプライバシーが無い透明なゴミ袋を使用してるんだい?
- 日本人は日本を"narrow"と表現して悪く言うのはなぜなんだい?
こういった外国人の視点こそが、創造性が生まれる機会になります。異なる視点は、日頃何でもないモノに再び興味が湧いて楽しくなる瞬間です。
3.スピード感 - 先のことは分からないけど実行する楽しさ
外国人と仕事の会話を通して特に感じるのは、いつまでに、いくら儲けるか、という意識が強いことです。
スタートアップという文化もあるほどで、常に期間と金額が明確だから意思決定と実行にもスピード感が出てきます。
スタートアップ企業とは"新しいビジネスモデルを開発しごく短時間のうちに急激な成長とエクジットを狙う事で一攫千金を狙う人々の一時的な集合体"参照元:ベンチャー企業とスタートアップの違いは?
このスタートアップの感覚をもっている人たちから多くのエネルギーをもらうことができます。例えば、古くはPayPalやLinkedIn、最近ではPinterestやHubSpotなどなど。
各分野で長けた強い個が結合し、常に各個人が考え、最適化し、実行する姿勢は美しく、羨ましく、そしてワクワクして楽しくなってきます。
如何ですか?
これ以外に何かあれば、あなたの意見を共有してください。
Photo: Multi-racial business team sitting around an office boardroom