【言いたいけど言えない事情】6割が本音トークしてないソーシャルネットワーク
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10代の親戚を見ていると、フェイスブックの友達が1500人いるとか、ジャスティン・ビーバー(Justin Drew Bieber)と友達になったとか、そういうことを誇らしげに言ってます。
ソーシャルネットワークでつながることと、人間関係を深めることは違います。
数多くとつながっているという状態は心地よいのは分かります。でも、実際はそういうものはただつながっているだけにすぎず、人間関係はできていない状態です。
今はリンクドイン以外にも仕事のつながりをフェイスブックに求める傾向があります。
もちろん、つながること自体は決して悪くないのですが、信頼できる人間関係を築くことが、心を安定させるためには必要だと思います。信頼できる親密な人からなる小さなつながり、気軽に話せ、一緒にいて楽しいつながりが必要です。
それは、職場や同僚と一緒にいるときにつける仮面とは違うものです。もちろん、仕事にコミットしている人がほとんどなので、それもまた自分に変わりないんですが、やはりそれとは異なるものです。
仕事上の愚痴や、それ以外の精神的な問題も含め、本音を受け入れる場所が必要です。いまのソーシャルネットワークにはこの要素が足りません。
"約6割の人は、ソーシャルネットワークで本音トークしてません" と言っているのは精神科医専門家の意見を取り入れたこの記事です。
参照元:
ソーシャルネットワークは(たぶん)人類初の双方向のプラットフォームです。人とのつながりを容易にできることへ多大なる貢献をしました。
しかし、自分を良く見せるためにつながった関係が、いつのまにか重荷になっている、損得を考えて、とりあえずつながっておいたほうがいいと思ってつながったけど、実は自分を苦しめていた原因になっている、かもしれません。
つながることが足枷となり "本音"というとても大事なものが失われています。そりゃストレスも溜まります。
もしも、王様の耳はロバの耳の少年のように、本音を穴に吐き出せばどんなに精神的にスッキリすることでしょうか?