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「晴耕雨読」を志すも「晴呑雨呑」とならん

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週末を森で過ごすようになって2年半、3回の冬を過ごし、いま3回目の春を楽しんでいる。

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標高1000m、八ヶ岳の南麓に位置するこの地は「八ヶ岳南麓高原湧水群」と呼ばれ、1985年(昭和60年)、名水百選のひとつに選定されている。我が家はそんな地域の中の赤松や唐松の森に囲まれているのだが、森の至る所から水が湧き出ていて、小川も流れている。森の中の大きな水源には、江戸時代末期に建てられた石の祠や石仏がまつられている。縄文時代や弥生時代の土器も多数出土し、いにしえより豊かな土地として人々が住み着いていたことを伺わせている。

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小川に挟まれた少し小高い土地に我が家が建っていることもあり、拙宅に続く山道を登ってくると、とても清涼で冷気(いや霊気?)を感じる。マイナスイオンに満たされているのだろうか、この心地よさは特別なものだ。

だからといって、湿度が高いわけではない。むしろ、カラッとしていてカビが生えにくいほどだ。特にドライな夏場の心地よさは別格だ。晴天率も高く、八ヶ岳南麓の開けた斜面であることから日照時間も日本で一番長い。特に冬場の晴天率は高く、雪も積もることはない。八ヶ岳から吹き下ろす風の冷たさはなかなか厳しいが、雪を降らす湿った空気は八ヶ岳の北側に降らしてくるので、めったに降ることはない。南岸低気圧の北上に伴い大雪が降ることもあるが、それでも日照時間が長いせいか、直ぐに解けてくれる。

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水も豊かで日照時間も長いこの地は、野菜や果物の日本でも有数の産地だ。地元の農家の人たちが運営する共同販売所には、冬場の2、3ヶ月を除けば、いつも季節の新鮮な野菜や果物が山積みにされている。しかもとても安い。例えば、朝露で濡れた大きなレタスが150円、大きな袋に詰められた小ぶりのトマトが200円と言った具合である。また、地元の山菜も置かれていて、この地に住むまでは知らなかったような"葉っぱ"が店先に並ぶ。それを持ってきたおばちゃんに料理の仕方を聞いては、試しては舌鼓を打っている。

パン屋とそば屋はいくらでもある。こんな人口の少ない土地でよくやっていけるなぁと思うわけだが、どこも美味しく、行きつけの店も増えてきた。特に人気の店は休日になるといつも混み合っている。先日のゴールデンウイークには予約も取れない有様だった。

この地に住むことを決めたのは、この地の快適さばかりではない。時間の問題であるとされている都市部の大災害、そのとき家族が避難できる場所が欲しいと言うこともあった。都内からはクルマで2時間程度のこの場所であれば、移動も容易であり、水や食糧の確保は何とかなるだろうとの期待もある。そんなときの備えとしての備蓄や設備の備えも心がけている。

例えば長期保存できる食料、沢の水を呑むための浄水器、大容量の蓄電池、簡易コンロやガスカートリッジなどである。暖房は薪ストーブで、薪も溜め込んでいる。

先日、この地域4万戸を巻き込む大停電があった。突然のブラックアウトで、こんな経験は日本大震災の時の計画停電以来だ。それが1時間半続いたのだが、災害用に用意していた蓄電池と照明器具が威力を発揮して、世間が真っ暗な中で、我が家だけは煌々と明かりが灯っていた。改め、備えの大切さを実感した。

もちろん災害のためばかりではない。森の匂いと空気に癒やされるためでもある。森には命を再生させてくれる力がある。その恵みをすこしだけ分けてもらいに来るためだ。そして、ゆっくりと読書に浸り、書き物に時間を割こうとの目論見であったが、これがなかなか思惑通りには行かない。

薪割りや倉庫の片付け、山や森の散策といろいろと忙しい。特にこれからの季節は庭の雑草取りに相当の時間を費やされてしまう。そして、料理やそのための買い出しなど、あっという間に時間が過ぎてしまい、読書や書き物の時間などなくなってしまう。

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「晴耕雨読」ということばがある。しかし、我が家は「晴耕雨呑」であり、庭に囲炉裏のある東屋を作ってしまったこともあって、これからの季節は「晴呑雨呑」になるリスクをはらんでいる。ちなみにその東屋は「天酔庵」と名付けた。

さて、これより都内へ出勤だ。名残惜しいが、まあこればかりは仕方ない。さあ、今週も頑張りましょう。

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