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【今日から着物男子になろう!】9~浴衣の着こなし~

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6月も終わりに入っていよいよ浴衣のシーズンとなりました。
ひさびさの【今日から着物男子になろう!】は、着物男子の「浴衣の着こなし」についてお話いたします。

◇浴衣のシーズン
浴衣を着用するシーズンは、7月から8月までが標準とされています。
大阪では、毎年6月30日に開催される「愛染まつり」から浴衣解禁とされていました。
しかし、昨今は夏の訪れが早く6月に入れば真夏日も珍しくないので、6月に入って夏を感じられる日なら、もう着用してもいいのかなと思います。また、9月に入っても真夏日は続きますから、9月上旬くらいまでは大丈夫ではないかと思います。
ただし、たまにゴールデンウィーク頃から浴衣を着用したり、10月に入っても浴衣を着用している人を見かけることがありますが、これはいくら何でも無理があります。
浴衣はあくまでも「真夏の着物」です。そのことは押さえておいて下さい。

◇下着について
浴衣を着用するとき、必ず下着を着用してください。といってもパンツを履かない人はいないでしょうから、下半身はパンツの上から「ステテコ」を着用するようにしてください。そうしないと、浴衣のすそが乱れた時に、足がむき出しになってしまい、下着のパンツも丸見えになってしまう恐れがあります。
ステテコはユニクロでも1000円ほどで販売しています。カラフルなステテコもありますが、浴衣の下は無地っぽいものが無難です。
また、上半身もできればなにか下着を着用することをお勧めします。直に浴衣を着て汗をかくと、背中にぴったり浴衣の生地がくっついて格好のよいものではありません。夏ですので、下着にはタンクトップがベストです。Tシャツであれば、浴衣の襟元から見えてしまうのであまり格好のよいものではありません。
ただし、浴衣の下にタンクトップを着ると、肌とタンクトップの密着感でかなり暑いです。そこで、タンクトップの代わりに和服本来の下着である「肌襦袢」のうち、綿素材のものを着用すると風通しが良くなり涼しくなります。
(画像参照 https://bit.ly/2CTRtvT
元々肌襦袢は、上下でワンセットですから、この機会に肌襦袢を購入される場合は、下半身はステテコではなく、肌襦袢上下セットを着用すればよりクラシカルな着こなしとなります。

◇履物について
浴衣を着用する際の足元は、サンダルでも構わないですが、やはり「下駄」履きがベストです。せっかくの"和装"ですから、伝統的な履物でゆったりと歩いて欲しいと思います。
ただし、現在は下駄の鼻緒に慣れていない方がほとんどでしょうから、下駄を履いて10分もすれば痛くなることもあります。そこで、そんな心配のある方は、足袋タイプの靴下を着用してください。足袋タイプの靴下とは、親指とその他の指で二股に分かれた靴下の事です。安いものであれば100均で売っていることもありますし、靴下専門店などでも数百円から販売されています。
もちろん、下駄は素足で履くのが一番恰好いいですが、足が痛くなって苦痛になるなら、足袋タイプの靴下を最初から履いて浴衣を楽しむ方が賢明です。


それでは、楽しい浴衣の夏をお楽しみください!

◎「今日から着物男子になろう!」一覧
http://blogs.itmedia.co.jp/hiramoto/cat3795/

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