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成長するデータセンター向けM&A取引市場、注目するデータセンター事業者にNTTも

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米調査会社のSynergy Research Groupは2019年8月15日、データセンター向けM&A取引の市場規模を発表しました。

Data Center M&A Deal Volume on Track for Another Record Year

本調査によると、2019年上半期に52のデータセンター向けM&A取引が成立し、2018年上半期から18%増加と、過去4年間に見られる強い成長傾向が続いています。 特に、2019年はデータセンターM&A案件の記録的な年となり、7月上旬からさらに8件の契約が締結されています。

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出所:Synergy Research Group 2019.8.15

2015年の調査依頼、Synergyは現在、総額が650億ドルを超える300を超えるクローズド取引を特定しています。2015年以降の最大の取り引きは、Digital RealtyによるDuPont Fabrosの買収、VerizonのデータセンターのEquinix買収、およびTelecityのEquinix買収となています。

2015年から2019年にかけて、世界最大のコロケーションプロバイダーであるエクイニクスとデジタルリアルティが圧倒的に最大の投資事業者となっており、これらは期間全体の取引総額の36%を占めています。

シリアルアクワイアラーである他の注目すべきデータセンター事業者には、CyrusOne、Iron Mountain、Digital Bridge / DataBank、NTT、およびCarter Validusが含まれます。

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